10/22 性暴力対策アドバイザーの方にお話をしていただきました。
- 公開日
- 2024/10/22
- 更新日
- 2024/10/22
授業&生活の様子
学校では、子どもたちが性暴力の被害に遭うことを防ぐために、性暴力対策アドバイザーの方をゲストティーチャーにお招きし、5・6年生の対象に学習をしています。今日は、5年生の各学級で授業をしていただきました。
授業では、子どもたちにわかりやすくするため、「境界線」の話を中心にお話しいただきました。「境界線」とは、「透明バリア」のようなものというお話から、ここからは触れられたくない、入ってきてほしくないと思う「バリアのようなもの=境界線」が誰にでもあるのだということ。その境界線もいろいろなものがあって、例えば相手との距離の境界線(これ以上近づいてほしくない、触ってほしくないなど)とか、物や金品の境界線(勝手に触られたくない、貸し借りしたくないなど)、気持ちの境界線(こういう言われ方は嫌だ、相手に強要されたくないなど)などを教えていただきました。子どもたちは、自分も境界線を破られて嫌だった経験などがないか、話し合って理解を深めていきました。
そして、その境界線を破られそうになった時、どうすればよいか3つの方法を教わりました。①「いやだ」と相手に言う。②その場から立ち去る。③信頼できる大人に相談するです。嫌な思いをしたまま、我慢をしなくてもよいのだということ、相手に直接いやだと言えなくても、他の誰かに相談してよいことなどは子どもにとって大切なことだと思います。今日、学習したことをこれからもずっと頭の隅で覚えていてほしいと思います。