5/15 SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)に取り組んでいます
- 公開日
- 2024/05/15
- 更新日
- 2024/05/15
授業&生活の様子
大城小学校では、月に1回SST(ソーシャルスキルトレーニング)の時間を取り入れています。今日は、4年生が昼の掃除の後の時間に取り組んでいました。
ソーシャルスキルトレーニングとは、学校生活等の中で実際に起こる場面を想定して、友達の気持ちを考えて表現したり、場面を再現する演技(ロールプレイ)をしてみたりしながら、体験的にコミュニケーションについて学ぶことです。
まずは、プリントに書かれているシチュエーションの中で、自分だったら友達にどんな声をかけるか考えます。そして、考えが書けたら、友達と実際に話していました。その中で、冷たい言い方と温かい言い方ではどんな感じ方の違いがあるか。自分だったら、どのように言われたら嬉しいかなどを交流します。このことには正解がないので、みんな思いを言葉にして、楽しく活動していました。
SSTの目的は、架空の場面でやってみて学んだことを、生活の中で生かすことです。子どもたちは、学校や地域の中で、様々な人間関係をつくっていきます。さらに、これから中学校、高校、そして社会に出ていくと、ますます相手の気持ちを考えつつ、自分の意見も伝えながら人間関係をよりよいものにしていく必要があるでしょう。そうした練習を学校でするということは教育的意義があり、子どもたちの心の成長にもつながるものであると思います。