7/4 6年生 租税教室がありました。
- 公開日
- 2024/07/04
- 更新日
- 2024/07/04
授業&生活の様子
6年生は、社会科の学習で私たちの暮らしの中で、国民が納めている税金のことについて学習します。今日、その税のことについてもっと深く学ぶために税理士の方が来てくださり、6年生の各学級で「租税教室」を開いてくださいました。
最初に税金は何に使われているか、税金の種類は何種類くらいあるかなど、クイズも交えながら普段考えた事のない税に関する知識を教わりました。公立小学校に通う児童一人当たりに年間で約100万円の税金が使われていることを知り、びっくりしていました。
それから、税金を公平に集めるにはどういう方法がよいかということを考えました。お金をたくさん持っている人、少ししか持っていない人がいる中で、みんな同じ金額や同じ割合で集めれば公平と言えるのか、お金をたくさん持っている人から多く取ればそれでよいのか・・・、いろいろと考えながら、それらの方法を組み合わせることで、みんなが公平に税金を払う仕組みになっているということも学びました。
授業の最後に、1億円のレプリカを見せてもらいました。実際に1億円を持ってみると、その重さにみんな驚いていました。お金についていい意味で関心がわいた瞬間でした。
税の仕組みというのは、小学生にはまだ少し難しい面もあるかもしれません。でも、先生が言われたキーワードは「自分たちが主人公」と「思いやり」という言葉でした。税の使い道は、自分たちの暮らしを豊かにするために、私たちが決めていくものであり、かと言って好きなように使ってよいのではなく、互いの立場を思いやることが大切です。大人でも大変勉強になる1時間でした。