心の教育フェスティバル 中学生が主張
- 公開日
- 2018/11/05
- 更新日
- 2018/11/05
お知らせ
11月3日(土)まどかぴあ大ホールで「心の教育フェスティバル」が行われました。
本校からは「中学生被災地派遣研修報告会」に、千葉のどかさん(2年生)・高島優気くん(2年生)、「心の教育小中学生意見発表会」に、中田桃歌さん(2年生)が出演しました。
「中学生被災地派遣研修報告会」では、被災地派遣研修(夏休み)に参加した市内中学生10名により、プレゼンを使ってリレー形式で4泊5日の研修報告がなされました。報告の最後に、研修生一人一人が復興に向けて「誓いの言葉」を述べました。
高島君は、研修を通して日頃から防災意識を持つことの大切さを実感したことを踏まえ「地域でのあいさつを大切にし、地域を繋ぎます。」、千葉さんは、人と人が繋がることの大切さを感じ、「自ら防災について意識し、日頃から感謝することを大切に、自分から防災について発信していきます。」と力強く宣言してくれました。
中田さんは、「全ての子どもを大人にするために」と題して児童虐待について意見発表を行いました。最近見たドラマを通して、「児童虐待は絶対に許さない」という強い思いを持ち、「この世から児童虐待をなくしていきたい」「子どもを産むことには責任がある」「子どもを育てるためには環境を整える必要がある」と大人からは気づきにくい中学生ならではの視点から意見を述べてくれました。
講評では、大野城市教育委員会 吉富 修 教育長から「被災地派遣研修に参加した生徒は使命感を持って力強く報告してくれた。被災地を想う市民が少しずつ増えてきていることが嬉しい。進まぬ復興、消えゆく大切なものを、私たちは繋がなければならない。」「意見発表では、立場や場面は違えど”当たり前”というキーワードで繋がっているように感じた。”当たり前”から関心は生まれない。”当たり前”という環境の中には、努力している人がいることを私たちは忘れてはならない。」と述べられました。
文化の日に行われた「心の教育フェスティバル」。小・中学生の意見や報告を通して、明るい未来を感じ取ることができた爽やかな秋晴れのひとときでした。
発表してくれた高島くん・千葉さん・中田さん、ありがとうございました。
また、休日にもかかわらず御参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
※変換の都合上、たかしまくんの「たか」は「高」を使用しています。