入学してくる新入生を、２年生・３年生を心待ちにしているかのように校庭の桜が咲き誇っています。子ども達のいない校舎はさみしそうです。先生方は、子ども達が早く登校できる日がくることを願いつつ、迎える準備を毎日地道に行っています。「早く子ども達に会いたい」「子ども達の笑顔が見たい」「たくさん話をしたい」「一緒に授業がしたい」「共に活動したい」・・・そんなことを毎日考えながら過ごしています。やはり、子ども達のいない学校はさみしすぎます。しかし、今こそ、すべての人々が力を合わせ、この未曾有の困難を乗り越えていかなければなりません。
　私たち人間には「愛」があります。私たちには人を思いやる「やさしい心」があります。世界中の医療従事者をはじめ多くの方が、かけがえのない「命」を守るために、自らの「命」を危険にさらしながらも精一杯に働いてくださっています。こんなに苦しい状況であっても、私たちは多くの人への「感謝」を忘れず、前を向いて生きていかなければなりません。今は「我慢」のときです。その先に、きっと明るい未来がやってきます。そのことを信じて今日を精一杯に頑張っていきたいと思います。
　昨日、緊急事態宣言が出されました。今後のことについての、大野城市そして学校としての具体的な方向性等については、近日中にお知らせをしていきます。生徒の皆さんも保護者の皆様も、そして地域の皆様も「うつらない」「うつさない」よう健康面に留意しながらお過ごしください。