学校日記

にんげん学

公開日
2023/10/07
更新日
2023/10/07

お知らせ

 10月5日(木)に「にんげん学」を行いました。「にんげん学」とは、教師の様々な経験等を大人として、また同じ人間としての立場で子どもたちに語ることにより、子ども達に勇気や希望を与え、そのことにより、未来へ向けて志をもたり、頑張る原動力となったりすることをめざし、月に1回実施しています。
 今回は、黒崎紗希先生より、「ちょっと想像できる人になってほしいな」というテーマで話していただきました。

 みなさんは、大雨や台風、大雪などの予報が出たとき、どんなことを考えますか。「休校になるかも・・・やったー」と思う人もいるでしょう。私も思うこともありました。しかし、平成29年7月の九州北部豪雨災害の時に、勤務先や身近な人が被災した経験から、考えが変わりました。家が流され、校舎も崩れ、生活を奪われた方々がいました。(中略)「大雨」→「休校」→「やったー」ではなく、自分自身を含め周りの人のことを「大丈夫かな」と想像できるようになってほしいです。また、これからみなさんは成長し、進学したり、就職したりします。その時に出会う人は、今よりももっと広域な人(県内、日本全国、世界中の人)と出会うことになります。もしかしたら、何らかの災害に会い、まだ心を痛めている人もいるかもしれません。そんなことも想像できる人になってほしいです。

 先生の話の後、大雨による災害を想定し、避難訓練(垂直避難)を実施しました。