子どもに委ねる
- 公開日
- 2025/11/13
- 更新日
- 2025/11/13
校長のつぶやき
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11月8日(土)東っ子祭りを6年ぶりに行いました。写真のように子どもたちのはじける笑顔がたくさん見られました。今年から「子どもたちが、子どもたちのために、子どもたちによって創る新しい祭り」として東っ子祭りをリニューアルしました。祭りの計画・運営を子どもたちに委ねてみたのです。3年生以上が各クラスで話し合い、出し物を考えて、全校児童がお客さんとなってお店を訪れます。各クラスどんな出し物のお店を創るのか、楽しみでした。「忍者屋敷」「おばけやしき」「こんなことできますかゲーム」「推理ゲーム」「的あて」「射的」「ボーリング」楽しいお店ができました。私が先生方にお願いしたことは一つ。「子どもにゆだねること」子どもたちにあえて任せて、先生は一切、手や口を出さないことでした。子どもたちは想像以上に張り切ってお店番をしたり、呼び込みをしたり、足りなくなった材料や道具をせっせと作ったり、お客さんの誘導をしたり、臨機応変に対応して楽しそうでした。お客さん側になると「今度はここに行ってみよう!」とスタンプカードを片手に楽しそうに学校を巡っていました。「子どもにあえて任せてみる」と分かったことがあります。それは、「子どもたちが生き生きすること」、「主体的に動くこと」、「子どもの笑顔が輝くこと」、そして「子どもが『楽しい』と感じること」です。やらされるのでなく、自分で考え、行動できる自由を与えられると、子どもたちは生き生きと活動するのです。これは学習にも共通することです。「学びは自分で作るのもの」「子どもに学びを委ねよう」を合言葉に、これからも本校職員は子どもたちの主体性「楽しい学び」の追求を頑張っていきます。