学校日記

「大利ん」ができるまで

公開日
2022/11/01
更新日
2022/11/01

学校生活の様子

50周年記念式典にサプライズで登場した「大利ん」の着ぐるみは、実は本校教諭の古賀先生の手作りなんです!実は50周年記念実行委員会で「着ぐるみ作成を発注したらどうだろうか?」と言う意見が出たのですが、調べると着ぐるみ制作には70万〜80万ほどかかることがわかり、「予算内で着ぐるみを制作することは難しい」という結論になりました。断念しかかった着ぐるみ作りですが、このことを学校一器用な古賀先生に相談すると「着ぐるみをつくったことはないですが、考えてみます!」と言われ早速、次の日には10分の1の模型を作ってこられました。材料費の試算もされて、「安価で作れそうです!やってみます!」と制作を快諾いただきました。決断されてからは、動きが早かったです。ご自分でその日に材料を買いに行かれました。学校にある物で活用できそうな物はできる限りリサイクルして活用されました。夏の暑い廊下で、一人、黙々と、水筒のお水を傍らに置いての作業を何時間もやっておられました。全ては「大利小の子ども達が喜んでくれるため」「子ども達の笑顔のため」だけに。古賀先の努力のたまもので、かわいい愛嬌たっぷりのマスコットキャラクターの着ぐるみができました。古賀先生のおかげで材料費も8分の1ほどにおさえることができました。制作も夏休み中に作成することができました。古賀先のおかげです。本当にありがとうございました。
子ども達の夢を壊すといけないので、中に入ってくださった方は、内緒ですが、その中に入ってくださった方も、古賀先生と同じで、暑くて、重くて、大変な重労働だったのですが、中に入る役を快く引き受けてくださいました。全ては「子ども達の喜ぶ(*^_^*)顔を見たい!「子ども達の笑顔」ただそれだけのために。
そんな先生がたくさん居るのが大利小学校です。50周年記念式典を終え、改めてこんな先生方がたくさん居て、子ども達も私たち教師も幸せだなといつも思っています。