学校日記

家庭教育学級

公開日
2023/07/06
更新日
2023/07/06

学校生活の様子

 7月5日(水)今年度1回目の家庭教育学級を行いました。1回目は校長先生に「私の教職ライフ・ヒストリー」と題して講話をなさいました。校長先生は今年還暦を迎えられました。ご自分の教職ライフを振り返られて、これまでなさってこられた教育実践の紹介や、校長としてどのような考えで学校経営を行っているかをお話されました。20名ほどの参加者の皆さん方は熱心にメモを取られるなどして聞いておられました。校長先生が担任時代の授業風景がビデオで紹介されるとご覧になった方は皆さん「すごい、授業だな。」と感心されたと思います。子ども達が自ら授業を進め、主体的に学び合いをしていたからです。担任は支援者という立場で子どもの学びを見守り、補います。また、担任時代の成果物も展示されて拝見させてもらいました。丁寧に思いを込めて作られている「卒業カレンダー」や「学級通信集」など。子ども達が主体的に表現した物がたくさん展示されました。保護者の皆さんは「小学生が書いた物とは思えないくらい上手ですね!」と感心してご覧になっていました。また、視察研修に行かれた宮城県の震災の様子の報告ビデオや1学期の終業式で流れる予定である大利小学校の1学期のふり返りビデオも流れました。
 私は「先生方が『この学校で働いて楽しい!幸せ!』と思わせているだろうか?子ども達は『大利小学校でよかった。この先生で良かった!』と思ってもらえるように学校経営をしているだろうか?いつも考えながら過ごしています。」と語っておられました。校長先生は私たち職員にいつも「相手がどう受け取ったか、どう思ったかが大事である。受け取る相手を大事にした学級経営・学校経営をしていかねばならない」とおっしゃいます。そして子どもや職員が自らが「この学校で楽しい。幸せ!」「自分大好き」「大利小大好き」と主体的に学んだり、働いたりする学校経営を大切にされています。
 今日の校長先生の講話を聞かれて、保護者の方々は重点目標「自分大好き・大利大好きな子ども達の育成」を掲げる意味を理解されたと思います。校長先生の熱い熱い思いが伝わる90分の講話でした。家庭教育学級にご参加の皆様、ご参加ありがとうございました。