学校日記

6年 総合「ふるさとから世界へ3」

公開日
2023/10/19
更新日
2023/10/19

学校生活の様子

6年生は今、総合的な学習の時間に他国とのつながりや命をつないでいく学習をしています。
今日は日本赤十字社の方をGTに招いて、お話をしていただきました。
小さい頃から看護師になりたいと思っていたと、レバノンでの難民キャンプの医療支援のことについて話をしてくださいました。日本では学校に行くのが当たり前のように感じますが、世界の中には、自然災害や紛争の影響、教育の大切さが理解されておらず、学校に行くよりも働くことを優先されるために、学校に行っていない子どもが多くいると言われて、自分たちが当たり前だと思っていたことも、当たり前ではない国があるんだと子ども達も驚いていました。
実際に人道支援を行っているからこその生の声に、あっという間の45分間でした。子ども達の質問の中で、「死と隣り合わせで、こわくないですか?」の問いに、「こわいと思ったことはありません。自分よりも苦しんでいる人がいる、自分は帰る場所があるけれど、帰る場所がない人達のために手を差し伸べたい。」と言われていた言葉にはっとしました。
世界の子ども達が大利小の子ども達のように笑顔で生活ができるために、自分たちにもできることがあるのではないか、今後も学習を深めていきます。