２年３組の宮本学級の算数をのぞいてみました。宮本先生はICT教育が得意な先生です。大学の先生と協力してICTを有効活用した学習の研究を行っておられます。今日は算数の学習で分数の概念をおり紙を使って、折ったり、切ったり、重ねたり、具体的な操作をしながら理解させる授業をなさっていました。もちろん、子ども達の机の上にはタブレットがあります！これまでは先生がおり紙を使って子ども達の前でやって見せていたことが、拡大提示装置を使って大きくわかりやすく提示されていたり、ロイロノートを使って、学習の流れや操作活動についても子ども達の手元にわかりやすい画像を送って説明できたりします。大型提示装置で学んだことの確かめをする際、操作するたびにピンポン♪と楽しい音が鳴って学習活動が楽しくなるような工夫もされていました。子ども達は画面に釘付けでした。そしてタブレット学習では前回の学習を振り返るスタディログの蓄積もできます。また、友だちの操作や考えが一斉に映し出されるので、分からない人は考えを参考にさせてもらうこともできます。様々なICT活用の利点を宮本先生は生かしながら楽しく授業をなさっていました。子ども達もとても生き生きしていて主体的に楽しそうに学習していました。ICT機器を活用した授業はこれから必須ですね。