9/3 6年生 「講談」を体験しました。
- 公開日
- 2024/09/03
- 更新日
- 2024/09/03
授業&生活の様子
大城小学校では、学年の発達段階に応じて探究的に学ぶ総合的な学習の時間に、「四王寺山学習」に取り組んでいます。6年生は、四王寺山にある大野城跡を見学に行き、地域の歴史について関心を高めています。
本日は、その地域に残る「タスケ岩の物語」を講談師の金印亭紅玉さんに講談で語っていただく授業をしました。6年生の子どもたちは、1年生の時にも紅玉さんの講談を聞いたことがあるのですが、6年生になってあらためて講談の語りを体験する機会となりました。
まず、「講談」について、説明を聞きました。講談は落語と同じく伝統話芸の一つで、落語はオチがあるが、講談にはないこと、語りの途中で「張り扇」という道具でバンバンと講釈台を叩き、語りにリズムをつけること等を教えていただきました。
語りが始まると、何も見ずに語られる迫力ある話に思わず引き込まれました。また、話の中で6年生が見学に行った大野城や鏡池のことが出てきて、これまでの学習と地域に残る物語とがつながっていきました。子どもたちも真剣に聞き入っていました。
地域の歴史についてのみならず、講談と言う語りの文化や物語が継承されている地域の方の思いなどを知ることができ、大変深い学びをすることができました。