学校日記

校長発信「大好き!下大利小」 NO47

公開日
2020/06/17
更新日
2020/06/17

お知らせ

「新しい学校生活様式における対話的な学び」

 昨日のHPでは、“対話的な学び”が使いづらいことを載せました。
 そもそも、対話的な学びである友達や他者との交流活動は、何のために
あるのか?それは、自分の考えを付け加えたり、変えたり、確信したり
するためにあります。友達の考えを聞いて、新たな気づきがあるのです。
 今までの学習は、そこに表現力を求めました。いかに自分の考えを相手に
分かりやすく伝えていくかを求めていました。したがって、隣の席や班、
席を離れてフリートークという形で、お互いに会話をしていたのです。
 新たな気づきを求めることだけに特化するのであれば、交流活動もでき
そうです。昨日の5年生の授業で、ヒントとなる授業場面がありました。
 それは、学習プリントは、机上に置いたまま、各自付箋をもって自由に
席を離れ、友達の考えで参考になるものを付箋に書き込みます。そして、
後で、自分のプリントに取り入れていくという手法です。これだと、一切
話合いは、起こりません。ただ、今まで以上に書く内容が相手に伝わり
やすくすることと相手がどういう意図で書いているかを読み取る力が必要
です。学校では、深い学びにするために、教え込みでなく、現状でもでき
る方法を模索中です。