学校日記

校長発信「大好き!下大利小」 NO86

公開日
2020/08/25
更新日
2020/08/25

お知らせ

「指導形態の工夫」

 8月21日の新聞に、中央教育審議会(教育全般についてどうあるべき
かを諮問する機関)の部会で、小学校高学年に教科担任制を導入すべきと
いう見出しが載っていました。対象とすべき教科は、外国語、算数、理科
とありました。2022年度をめどにということです。

 本校では、主に3つの指導形態を先行的に工夫しています。
 具体的には、小規模校のよさを生かし、2クラスを3つに分け、少人数
での習熟を図る算数。(1クラスの学年は、2つに分ける)これは、担任を
していない本部の先生方が+1という形でサポートしていきます。
 次に、交換授業。2クラスある学年は、お互いのクラスを交換して授業
をするというものです。下大利小学校は、学級を伸ばすのではなく、学年
全体を伸ばすことを基本としています。例えば、同学年の学級間で学力差
が生じたり、落ち着きの度合いに差があったりしてもよくありません。隣
の学級であっても遠慮なく、指導すべきことは指導するようにしています。
 最後に、報道等でもあった一部教科担任制です。高学年を中心に、教員
の持ち味を生かし、得意教科等を互いに交換して授業を進めていくという
やり方です。小学校では、専科教員が配置されていませんので、このよう
な形になります。交換授業授業との違いは、例えばA先生が1組と2組の
社会を教え、B先生が理科を教えるといったものです。(交換授業は、同じ
国語なら国語をクラスを替えて授業するスタイル)
 先生たちも夏休みが短縮される中、未履修学習の確実な履行や感染症や
熱中症の予防に万全を期しながら取り組んでいます。
今後も様々な指導形態を組み合わせ、確かな学力を習得させていきます!