【校長だより】平和学習
- 公開日
- 2021/06/25
- 更新日
- 2021/06/25
学習活動
6月19日は福岡大空襲のあった日、6月23日は沖縄慰霊の日と先週から今週にかけて、平和について考える日が続きました。
各学級でもこれらと関連させて平和学習を行っています。
戦争が終わって今年で76年。語り部の方々も高齢化され、私を含め戦争を知らない世代が多くなっています。戦争のおそろしさや悲しさと同時に、一人一人の命の重みや大切さ、人と人とが仲良くつながりあっていくことのすばらしさについて伝え、考えさせていくことがますます重要となっていくことでしょう。
6年生から平和学習の感想が届きました。どの子も素直な心で、平和の大切さを感じていました。いくつか紹介します。
「…戦争を味わっていなくても(動画や本を見ただけで)心がしめつけられるような思いになるのに、実際に戦争を味わった人々はもっとおそろしいと思います。戦争はしなきゃいけなかったのか、こんなにもたくさんの人々が苦しい思いをしながら死ななきゃいけなかったのかなと思います。…」
「…福岡大空襲(の学習)では罪のない人々の命がうばわれていって、もう二度と絶対に戦争はしてはいけないものだと改めて思いました。今でも世界には戦争をしている国があるので、早く意味のない争いだと気づいてほしいです。そしてこれ以上世界中で戦争をしない、日本のように『平和主義』や『兵器をもたない、つくらない、もちこませない』という条例や約束をつくって平和な戦争のない世界になってほしいです。」
「…たくさんの人の命がなくなっているのを知って、今自分が生きていることに感謝して命を大切にしていきたいと思いました。」
※ …部分は略、( )部分は校長による補足