【校長だより】西鉄下大利駅新駅舎見学
- 公開日
- 2021/10/05
- 更新日
- 2021/10/05
学習活動
昭和60年に準備が始まり平成16年に認可されて工事が始まった西鉄天神大牟田線連続立体交差事業。その工事も大詰めを迎え、下大利駅の新駅舎も来年度の開通まであと一歩のところまできています。
今回、大野城市・西日本鉄道(株)・下大利商店会の連携により、下大利駅が校区に隣接する下大利小学校にお声かけいただいて、子どもたちの新駅舎見学が実現しました。
本日、2・3校時に5・6年生、4・5校時に1・2年生、午後3・4年生と各学年部毎に分かれて見学させていただきました。
新駅舎に足を踏み入れる一般市民は下大利小学校の子どもたちが初めてです。駅舎のきれいなタイルに、子どもたちはおそるおそる足を降ろしていました。
見学中は、ビデオを交えた連続立体交差事業についての説明・西鉄の歴史や電車に関する説明を聞いたり、実際に高架化されたホームに上がって線路に降りる体験(3〜6年生)などをさせていただいたりしました。
普段は絶対に降りることはできない線路ですが、万が一転落してしまった時にホーム下の待避場所に逃げ込めば命を守ることができるということを身をもって知ることができました。また、目の前で人が転落するところを目撃した場合などには、非常通報ボタンを使って電車に伝え、電車を止めることができるということも教えていただき、実際にボタンを押す体験もさせていただきました。どれもたいへん貴重な経験でした。
子どもたちは、積極的に体験に参加したり質問をしたりしながら、新駅舎の使用開始を楽しみに待つ気持ちをふくらませることができました。
きっと大人になっても忘れられない一日となったことでしょう。