【校長だより】 弁当の日
- 公開日
- 2022/03/07
- 更新日
- 2022/03/07
学習活動
1月末から発令されていた「まん延防止等重点措置」が昨日で解除されました。その間、学校では学級閉鎖を繰り返しながら、子どもたちの安全確保と学びの保証に努めてきました。接触時間を減らすため「給食後放課させ午後はオンライン授業」という措置も、保護者の皆様にご理解・ご協力をいただきながら続けることができました。ありがとうございました。
引き続き、県では「感染再拡大防止対策期間」に入ります。まだまだ予断を許されない状況下、残り3週間余となった今年度の学校生活を何とかこのまま実施できるよう気持ちを新たにしているところです。
そのような中、今日は今年度最後の「弁当の日」でした。子どもたちは自分のめあてに沿って、できる範囲でお弁当作りに取り組みます。今朝は早起きして作ったのでしょう。弁当包みを抱え登校してくる子どもたちの笑顔はいつもよりはりきっているように思いました。「自分でスクランブルエッグを作りました。」(低学年児童)「鶏ぼっかけを作ってみました。」(高学年児童)など、それぞれ力作揃いでした。
6年生は金曜日から学級を4分割し、4つの部屋に分かれて食事をさせています。卒業式を前に万が一に備え、濃厚接触者等を最小限に食い止める措置です。友達との間隔を2m以上とり自作のお弁当を黙々と食べる6年生の姿に、大きな重しを心の中に置かれたような何とも言えない気持ちになりました。子どもたちに我慢を強いる新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息を、改めて強く強く願った今日の「弁当の日」でした。