今日は、不審者の校内侵入を想定しての避難訓練を行いました。これは、「学校への不審者侵入に対する児童の危機意識を高めると共に、不審者侵入時の対応の仕方を知らせ、危機回避能力を養うこと」を目的に実施しています。また、教職員にとっても、実際に不審者が侵入した時に、どのように役割分担し、どのように対応するのかの実地訓練でもあります。

　３校時の途中に不審者が校内に侵入した旨の放送が入ると、各教室では、担任が教室の鍵をかけ、出入り口を中心にバリケードを築きます。子どもたちはひとかたまりになって身を潜め、静かに待機していました。とても真剣に参加することができており、感心しました。
　
　教室の外では、不審者役の教員に対し、数名の職員がさすまたなどを持って対応し、確保する訓練を行いました。
　
　犯人確保の放送の後、私の方から、訓練の目的や大切にしてほしいことについて今一度、放送を通して話をしました。最近は残念なことに、商業施設や公共交通機関等の場で、無差別に命をねらわれるような事件も起きています。起きてはならないことですが、万が一の時に、学校で学んだことが少しでも生かされることを願い、訓練を締めくくりました。