学校日記

【校長だより】おわかれ集会

公開日
2023/03/03
更新日
2023/03/03

学習活動

 今日は、6年生の卒業を祝うおわかれ集会が行われました。ここ数年、コロナ禍により録画による実施などを余儀なくされてきましたが、今年度は全校児童が体育館に会して実施することにしました。令和元年度2月末の突然の臨時休校の直前に、規模をかなり縮小した形で実施したと聞いておりますので、このような形での開催は実に4年ぶりとなりました。

 集合型のおわかれ集会に参加した記憶もほとんどないであろう集会委員会の5年生が、司会進行を担いました。集会委員会からの6年生クイズや各学年からの出し物に続き、6年生から5年生への校旗の受け渡しと会は進んでいきました。
 
 各学年の出し物では、それぞれの学年が趣向を凝らした発表をしていました。合唱あり、楽器演奏あり、ボディパーカッションあり、寸劇ありと様々でしたが、どの学年の発表も6年生の胸にじいんと響くものであったと思います。6年生からは寸劇を交えた呼びかけと合唱の発表がありました。「さすが6年生!」と思わせる美しい歌声でした。
 続く校旗の受け渡しでは、6年生から5年生へと校旗が手渡されました。5年生の「わたしたちに任せてください」という言葉に頼もしさと期待を感じました。
 さらに、1〜5年生からのサプライズプレゼントとして、密かに練習していた「手と手つないで」の合唱もありました。これは、大野城市市制50周年を記念してつくられた歌です。市制50周年という記念すべき年に6年生だった子どもたちを送るにもふさわしい、とてもすてきな歌詞の歌です。1〜5年生が教室を閉め切って、6年生に聞こえないように、こっそり練習していたそうです。少し長い曲ですが、歌詞も良く覚えていて、とても大きな声で歌っていました。子どもたちの歌声を聴いていると、コロナ禍を経てこうしておわかれ集会ができるようになったこと、6年生との別れが近づいていること等々、様々な思いでいっぱいになり、私も涙が出そうになりました。

 早いもので、あと2週間で小学校を旅立っていく6年生。名残はいつまでも尽きないことでしょう。しかし晴れやかに旅立ち、中学校という新たなステージへ向かって行ってほしいと思います。