昨日１８日、全国学力・学習状況調査が行われました。

　本調査は、文部科学省が、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し教育施策の改善を図るため、また各学校での指導の充実等に役立てるために、毎年小学校６年生と中学校３年生を対象に実施しているものです。

　本校でも、６年生が国語科と算数科のテストに取り組みました。どちらの教科の問題とも、近年求められている学力を反映し、一問一答のような短答式の問題は少なく、長文の問題を読み必要な情報をつなぎ合わせながら自分の考えをつくり出すような記述式の問題が多くなっています。最後まであきらめずに粘り強く問題に取り組む力も必要です。本校の子どもたちも、真剣に問題に取り組んでいました。
　また今回のテストに先駆けて、先週、学習状況調査もオンラインで実施されています。家庭学習や読書習慣などの生活面についてや、日常の授業への取り組み方などについてアンケート形式で実施され、子どもたちが回答しています。

　今後職員研修を通して、本調査の問題を私たち教員が実際に解いてみたり、結果を分析して、子どもたちにどんな力を、どんな学習を通して付けていかなければならないのかを検討し、実践につないだりしていきます。
　学力向上に大切だと言われている非認知能力（意欲、協調性、忍耐力、自制心、コミュニケーション能力など）を含め、総合的に子どもたちの学力を伸ばしていけるよう、家庭や地域の皆様と連携しながら努めていきたいと考えています。