【1月8日】アタック!
- 公開日
- 2026/01/08
- 更新日
- 2026/01/08
校長のひとりごと
今日は、3学期の始業式でした。今回も子どもたちに対面で話すことができなくて残念ではありましたが、次のような話をさせていただきました。
みなさん、おはようございます。新しい年が始まりました。今年もよろしくお願いします。まずは、今日、皆さんが大きな事故もなく登校してくれていることをうれしく思います。
どんな冬休みだったでしょうか?3年生にとっては、とても苦しい冬休みだったかもしれません。それぞれ、新しい年を迎え、新たな決意をもって今日を迎えた人もいるのではないかと思います。
今日は、この写真の方の言葉を紹介します。おそらくほとんどの人が知らないかもしれませんが…。
この方は、レーシングドライバーをされている「佐藤琢磨さん」という方です。佐藤さんは、世界最高峰の自動車レース「インディ500」で2度も優勝している世界一のレーサーです。インディ500での最高時速は約380km、平均でも時速350km超えるスピードで1周約4kmのコースを200周するというレースです。そんな過酷なレースに、今もなお出場している佐藤さんが、ずっと大切にしている言葉があります。
『ノーアタック、ノーチャンス』
「挑戦(アタック)しなければ、好機(チャンス)は訪れない」という意味です。レースの世界でのアタックとは、300kmを超えるスピードの中で、さらに勇気をもってアクセルを踏み、前の車を追い抜こうと勝負を仕掛けることです。もちろん、失敗してコースアウトしたりクラッシュしたりすることもあります。しかし、ブレーキを踏んだままでは、いつまでたってもチャンスは訪れない。挑み続けることでしか道は開けない…と、佐藤さんは言います。
このことは、中学生である皆さんにもまったく同じことが言えます。3学期は、次の学年や新たな進路へ向かうための「大切な準備期間」でもあります。そんな中、
・苦手な教科にも、一生懸命取り組む
・話すのは苦手だけど、いろいろな人と話してみる
・今までやったことのない「役割」に立候補してみる
・体力をもっと付けるために「自主トレ」をする…
こうした小さな一歩も、皆さんにとっての大切な「アタック(挑戦・行動)」になります。もちろん、「アタックしても、思い通りにいかない」こともあるでしょう。しかし、一番もったいないのは、失敗することではなく、失敗を怖がって何もしないこと、一歩を踏み出さないことです。挑戦して失敗した経験は、必ず次のチャンスをつかむ「力」となります。私は、最終的な結果はどうであれ、自らアタック(挑戦)した人を、心から尊敬し、応援したいと思います。
3学期はあっという間に過ぎます。一日一日をなんとなく過ごすことなく、「小さなアタック」を積み重ねていくことで、自分自身の可能性や明るい未来が広がります。
『ノーアタック、ノーチャンス』
このことを胸に、皆さんの勇気あるアタック(挑戦)を期待して、3学期始業式の挨拶とします。
時速350kmという世界を調べてみると、例えるなら「100mを1秒で走る速さ」、「富士山を1分で駆け上がる速さ」です。そしてコーナーを曲がるときに体にかかるG(重力)は自分の体重の4~5倍、自分の首の上に中学生3~4人を乗せて、ミリ単位でハンドルを操作している世界です。一瞬のミスが、命取りになるということです。そんな世界で今も現役でバリバリと活躍されている佐藤さんを尊敬します。ちなみに今年の「インディ500」にも出場し、3度目の優勝、大会史上最年長優勝を目指して準備されているそうです。
子どもたちには、自分自身の小さなアタックを積み重ねていきながら、成長し続けてほしいと思います。
保護者の皆様、地域の皆様へ
2026年がスタートしました。そして、年度の締めくくりであるとともに、新たなスタートを切る4月へ向けての準備期間となる3学期です。大野東中の子どもたちが様々なことにアタック(挑戦)しながら、キラキラと輝く一年になるように、教職員一丸となって頑張ってまいります。どうぞ、昨年と変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
(ひとりごと第1142号)