【12月24日】“命”は奇跡
- 公開日
- 2024/12/24
- 更新日
- 2024/12/25
校長のひとりごと
2学期が終了し、2024年の終わりが近づいてきました。あっという間に一年が過ぎましたが、皆様にとってどんな年になったでしょうか?
終業式では、10月に私が研修で岩手県の被災地に行き、改めて学んだことをもとに、被災地の写真も交えて話をさせていただきました。その中で、2011年3月22日に10日遅れで行われた、気仙沼市立階上(はしかみ)中学校卒業式の梶原裕太さんの“答辞”の映像を流しました。全文ではありませんでしたが、子どもたちに「今、生きていることのありがたさ」「かけがえのない命を大切にすること」「志をもって、どんな困難も乗り越え社会に貢献することの素晴らしさ」などについて考えてもらうことがねらいでした。映像を観てもらったあとに、次のようなメッセージを子どもたちに贈りました。
「命」は、かけがえがない 「命」は、奇跡
「命」は、多くの人やもの、ことに支えられ“生かされている”
今日に感謝をしよう! 仲間に家族に、周りの人に感謝をしよう!
誰しも苦しいことがある つらいことがある 悲しいことがある…
文句を言えばきりがない 人のせいにしても解決はしない
自分自身がどう向き合うか どう頑張るか?
人は乗り越えることができる!
だって、私たちは一人じゃない
支えてくれる人 応援してくれる人 心配してくれる人
愛してくれる人… たくさんいるから…
困ったら相談してください
先生、保護者の方、友達、相談窓口…気軽に相談してください
皆さんの可能性は無限大!
皆さんの命はかけがえがない!
自分の命を大切にして 人の命も大切にして
優しくあたたかく 謙虚に
そして…
前を向いて また小さな一歩でいいから前に進もう
子どもたちは、真剣に聴いてくれました。子どもたちに“思い”が届いているといいです。いや、素敵な大野東中の子どもたちですから、きっと届いていると信じています。
子どもたちが、充実した冬休みを安心・安全に過ごし、1月8日の3学期始業式に元気に登校してくれますように…。2学期も頑張る姿、輝く姿をたくさん見せてくれた子どもたちに心から感謝します!ありがとうm(_ _)m
まもなく迎える2025年、子どもたちはもちろんのこと、すべての人にとって素敵な年になりますよう、心から願っています。
◆保護者の皆様、地域の皆様へ
大野東中学校の教育活動に多大なるご理解とご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。おかげさまで大きな事故等もなく、2024年を終えようとしています。来年も子どもたちの笑顔と未来のために、教職員一同なお一層努力してまいりますので、今後とも、様々な面でのご理解とご支援をいただきますようお願いいたします。
最後になりますが、今年も私のひとりごとにお付き合いくださり、ありがとうございました。皆様や子どもたちの「楽しみにしてます!」とか「勉強になります!」「感動しました!」などの励ましに力をもらい、今日で343回目(前任校からは939回目)のひとりごととなりました。冬休み中はお休みいたしますが、また2025年も少しずつでもつぶやくことができればと思っています。
それでは皆様、よいお年をお迎えくださいm(_ _)m