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【1月2日】幸運の虹

公開日
2025/01/02
更新日
2025/01/02

校長のひとりごと

 皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 今年“年男”の私、2025年最初のひとりごとです。昨日1月1日付、西日本新聞のコラム『春秋』に「巳年」のことが書かれていました。


 雨上がり、西の空にくっきりと虹がかかっていた。冷たい空気に映え、すがすがしい趣があった。「冬の虹」という季語もある。冬に強い寒気が流れ込むと、九州北岸では低い積乱雲と一緒に現れることがあるそうだ。

 虹という漢字はなぜ虫へんなのか。一説によると古代中国では、虹は大空を貫く大蛇と見立てていたため、ヘビを意味する「虫」を当てた。虹を巨大なヘビと考える伝説は日本も含め世界各国にある。空にいくつもの色が走る不思議を受け入れるための知恵だろうか。 2025年、巳年(みどし)が明けた。生き物にまつわる俗信や言い習わしは無数にあるが特に多いのがヘビだ。神の使い、家の守り神、金運の象徴ともあがめられ、夢に出てくれば出世、長生き、縁結び、大漁、クマが捕れると多種多様な吉兆が各地に伝わる。福岡の俗信には1日3回見るとごちそうにありつくとも(日本俗信辞典)。

 この巳年は大きな区切りと重なる。日本が戦争を終えて80年、昭和元年から数えれば100年である。そして阪神地方を襲った未曽有の大震災、新興宗教団体が国家転覆をもくろんだ地下鉄サリン事件、不良債権問題が深刻化した1995年から30年。国や日本人の来し方行く末を見つめ、語る場が増えるだろう。ともあれ新しい一年が幕を開けた。実物に遭うのは遠慮したいが、空に現れる巨大なヘビ、幸運の虹は見逃さぬよう一日一日を大切にすごそう。


 ネットで「巳年」について調べると、次のようなことが書かれていました。

◆巳年は、“成長”と“変化”の年。なぜなら、ヘビは脱皮を繰り返して大きくなる生き物。その様子から、「再生」や「進化」を象徴する存在としてとらえられている。また、巳年は自分の習慣や考え方を見直す絶好のチャンスで。過去の失敗や古い思い込みにとらわれず、前向きに変化を受け入れることで、自分を大きく成長させることができる。新しい挑戦や学びを通じて、これまで以上に自分らしい生き方を実現する年に!

◆ヘビのしなやかさや鋭い感覚は、「知恵」や「直感」に通ずる。そのため、巳年は、自分の直感に従って行動するのが吉。迷ったときは頭で考えるより、心の声に耳を傾けて…。そうすると、予想外の良い結果を引き寄せられるかも?また、ヘビの知恵は難局を乗り越える力とも言われている。困難な状況に直面したときも、柔軟な発想で対処すれば道が開けると、ヘビが教えてくれる??


 60歳を目の前にしている私。さらに新しい挑戦や様々な学びをしながら、自分らしく生き、そして少しでも成長できるような年にしたいと思います。そして、困難や苦しいことに直面しても、“直感”、“思い”や“心の声”を大事にしながら、前向きに進んでいきたいと思います。


 それと…

 “幸運の虹”にはなれない私ですが、子どもたち、そして皆さんのお役に少しでも立てるよう、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

 

 「巳年」の今年、皆様にとって素敵な一年になりますように…☆彡