学校日記

【7月7日】かけがえのない命

公開日
2020/07/07
更新日
2020/07/07

Kのつぶやき

 大雨警報(土砂災害)が発令中のため、臨時休校となりました。今現在もかなりの雨が降っていますので、油断することなく十分に気をつけなければと思います。なお、子ども達には、期末考査前でもあるので、今日の家庭での時間を有効に使ってほしいと思います。

 熊本豪雨では、現在死者49人、行方不明者11人となっています。こういう数字だけを見て、多いとか少ないとかを言うことがありますが、「命」というものはたったひとつのかけがえのないものです。「雨」でこんなにも多くの方が・・・と私は思います。亡くなった方にもそれぞれ家族があり、そこにはたくさんの思いがあるのです。亡くなられた方のご家族は、どれだけ悲しまれていることでしょうか?行方不明の方のご家族は、どれだけ心配し不安に思ってあるでしょうか?そして、家や多くの財産をなくし、これからどのようにして生活していけば・・・とてつもない悲しみと不安があると思います。それを思えば、誰しも心が痛みます。
 こういうことがあるたび、いつも思うことがあります。1つ目は、命の大切さです。たったひとつの命を一人一人が大切にすること。それは、命を自分でなくすようなことをしないことはもちろんですが、精一杯に生きることだと思います。苦しいこと、つらいことがあっても、目標を持ち粘り強く前を向いて生きていくこと。これこそが、命を大切にするということだと思います。
 2つ目は、人間の素晴らしさです。自衛隊や消防隊の方々が昼夜を問わず救出作業や復旧作業をされている。ボランティアの方が救助に加わったり、作業を手伝われてたりしている。誰かのためにと全力で取り組まれている。そして、人と人が苦しいときにこそ助け合っている。人の力は「偉大」です。
 3つ目は、私たちは「生かされている」ということです。多くの「ひと」、「もの」、「こと」のおかげで生きている、いや、生かされているのだと思います。だからこそ、「感謝」を忘れてはいけないと思うのです。
 子ども達には、保護者の方への感謝を絶対に忘れないことはもちろん、友達や自分に関わるすべての方、そして、周りのものや様々なことにも感謝をしながら、大切な命を使って、今日というかけがえのない一日を充実させてほしい、そう願います。