御陵中学校の教育目標は、「自律貢献〜夢の実現へ向けて、やり抜く力と豊かな人間性を身につけ、地域・社会に貢献できる生徒の育成〜」です。「自律貢献」をいつも頭に思い浮かべ、日常の様々な場面でよりよい行動をとれるようになってほしいと願っています。
　写真は、先週放課後の吹奏楽部の練習の様子です。私は、その練習での子ども達の姿に大変感銘を受けました。というのも、パートごとに自分たちで考え、意見を出し合い、よりよくなるように自主的に取り組んでいる。先輩が後輩に、自分がやってみせながら優しく丁寧に教えている。そんな姿を当たり前のようにどこの場所でも見ることができるのです。先生が見ていないから少し怠けようということもなく、真剣な眼差しでお互いに声を掛け合いながらひたむきに練習に取り組んでいる姿は、まさに「自律」の姿であり、「貢献」の姿であると感じました。きっとこのような取り組み方を続けることで、演奏の技能がつくことはもちろんですが、人として「周りのことを察する力」や「協力する姿勢」、「リーダー性」、「表現力」など様々な力がつくのだと思います。私は、吹奏楽部の子ども達から学ばせてもらいました。
　８月１日・２日の３年生お別れ演奏会へ向けて、これからも頑張ってほしいと思います。