【8月4日】学ぶ心
- 公開日
- 2020/08/04
- 更新日
- 2020/08/04
つぶやき
今週金曜日に1学期の終業式を迎えます。子ども達は、暑い中でも前向きに授業に取り組んでいます。この学びに向かう姿勢、学ぼうとする姿勢こそが大切なのだと思います。
パナソニックグループの創業者、松下幸之助さんの『道をひらく』という本の中に「学ぶ心」というタイトルで以下のように書かれています。
自分ひとりの頭で考え、自分ひとりの知恵で生み出したと思っていても、本当はすべてこれ他から教わったものである。
教わらずして、学ばずして、人は何一つ考えられるものではない。幼児は親から、生徒は先生から、後輩は先輩から。そうした今までの数多くの学びの上に立ってこその自分の考えなのである。自分の知恵なのである。だから、よき考え、よき知恵を生み出す人は、同時にまた必ずよき学びの人であるといえよう。
学ぶ心さえあれば、万物これわが師である。
・・・(中略)・・・
これらのすべてに学びたい。どんなことからも、どんな人からも、謙虚に素直に学びたい。すべてに学ぶ心があって、はじめて新しい知恵も生まれてくる。よき知恵も生まれてくる。学ぶ心が繁栄へのまず第一歩なのである。
学ぼうとする姿勢は、学びたいという心から生まれてくるものです。よりよくなりたいと思う気持ちから出てくるものです。また、人は一生涯学び続けることが大切なのだと思います。私もまだまだ知らないこと、わからないことがたくさんあります。学ぶべき事がたくさんあります。常に謙虚さと素直さを持ちながら、子ども達と共にこれからも学び続けたいと思います。