学校日記

【8月5日】人間の成長

公開日
2020/08/05
更新日
2020/08/05

Kのつぶやき

 作家で俳優の中谷彰宏さんという方がいます。その方の著書に『運を味方にする達人』という本があります。その中にこんな言葉が載っています。

 金魚鉢が小さいといつまでも金魚は小さい
 大きい金魚鉢に移しかえると金魚は大きくなる
 「小説を書きたいけど、まだ自分はそれをやる実力がついていない。もう少し実力がついたら始める。」と他人の本ばかり読んで、いっこうに書き始めない人がいる。そういう人は、結局いつまでたっても実力がつかないし、小説も書けない。金魚が大きくなってから大きな金魚鉢に移そうと考えていたら、いつまでたっても金魚は大きくならない。金魚鉢の大きさに合わせて、金魚は成長するからだ。大きな仕事を任されたり、肩書きをつけられたりすることで、人間は大きく成長するものだ。

 私は、前任校などで、子ども達にこの「金魚鉢」の話をしました。
 「自分は無理だ」とか「自分にはできそうもない」と思うのではなく、「まずはやってもみよう!」「失敗してもいいからチャレンジしよう!」と思うことが大切だと。何かを始めるとき、最初は誰だって不安だし、うまくいかないことがたくさんあるけど、取り組んでいく中でわかったり覚えたりする。もちろん失敗があるかもしれないけど、全力で頑張った失敗ならいい。その失敗は必ず、次へプラスとなってつながる。何より、やりたかったのに挑戦しないことで後悔することも多い。前に前に・・・。あなた達には、無限の可能性があるのだから。自分の可能性を、自分で勝手に小さくする必要はない!どんどん、チャレンジしていこう!
 そんなことを子ども達に熱く語っていたのを覚えています。昨日から、御陵中HPのトップページに各部活動の素敵な写真と部長さんの言葉が載っています。部長(キャプテン)として、きっと悩んだり苦しんだりしたこともたくさんあったとは思いますが、それを乗り越え今の姿があると思います。部長さん達の言葉を読むと、本当によく成長しているなぁ、立派な言葉だなぁと感心させられます。やはり、大きな仕事を任され、大役を務めたからこその成長だと思います。これからも、すべての子ども達が様々なことにチャレンジし、それらを乗り越え成長してほしいと願います。