昨日のひとりごとの最後に書いたように、今日は中秋の名月（十五夜）です。今日見る月は、厳密に言えば満月になる１日前の月です。
　中秋（秋の真ん中の９月〜１０月頃のこと）の名月とは、もともと旧暦（太陰太陽暦）の８月１５日の夜に見える月を指します。春や秋の満月は、見るには高さもちょうどよく（夏は低く、冬は高いところに見える）、特に秋は天気に恵まれることも多く空気が澄んでいるので、月が大変綺麗に見えます。今年は、１０月１日が「中秋の名月」、明日朝６時が「満月」となります。調べていくと、このように「中秋の名月」と「満月」がずれることはよくあります。ちなみに来年は、９月２１日が中秋の名月でなおかつ満月となります。さらに、今月は満月になることが明日２日と３１日の２回あるそうです。３１日の満月は、地球から最も遠い満月になるとのこと。今年、最も地球に近い満月になったのは、４月８日。１０月３１日の満月は４月８日の満月より、視直径（天体の見かけの直径）は約１４％小さく、明るさは３０％暗くなるそうです。２つを並べて比べられないので、実際にはわかならいと思いますが・・・
　今日は「満月」ではないとはいえ、ほぼ満月であり天気もよさそうなので、きっと綺麗なまん丸の「中秋の名月」が見られるのではないかと思います。なかなか忙しいかもしれませんが、少しでも空を眺めて、壮大な宇宙を感じながら綺麗な月を味わってみてはいかがでしょうか。テストを終えた３年生の子ども達、授業や部活動を頑張った１・２年生の子ども達、そして保護者の方、地域の方、すべての人の心が安らぎますように・・・