学校日記

【10月12日】楽しい人には草も花

公開日
2020/10/12
更新日
2020/10/12

Kのつぶやき

 昨日で、筑紫区中体連新人大会のすべての競技が終了しました。新チームになり、2年生を中心としてこの大会へ向けて取り組んできた中で、成果と課題があったのではないかと思います。来年の夏へ向けて、今回学んだことを活かして日々の頑張りにつないでいってほしいと思います。
 さて、フィンランドのことわざに次のようなものがあります。

 『楽しい人には草も花 いじけた人には花も草』
 
 私たちが生活している中で、見るもの、感じることというのは人それぞれです。「自分がこう感じるからきっと他の人もこう感じるはずだ!」ということは、すべてにあてはまるわけではありません。もちろん、ほぼ同じ見方・感じ方の場合はあるでしょうが、実は、自分とはまったく違う視点で物事を見ている人もいるのです。
 また、自分のそのときの気分や気持ちによっても見方・感じ方は大きく違ってくることがあります。落ち込んでいるときには、すべてのことをネガティブ(後ろ向き)にとらえてしまい、すべて悪い方にしか考えず、さらに落ち込むことがあります。生きていれば、当然いいことばかりではありません。嫌なこともきついことも苦しいこともたくさんあります。むしろそちらの方が多いのではないかとも思います。しかし、それらのことを少しでもポジティブ(前向き)に捉え生活する方が、毎日を充実させることにつながるのではないかと思います。
 そう言いながら、私も落ち込んだり、考えてもどうしようもいことを夜な夜な考え、眠れなくなることもあります。ある人が、「ピンチになったら、よーしチャンスがくる!と思え」と言っていました。なかなかそう単純にはいかないかもしれませんが、少しでも前向きに物事をとらえ、毎日の生活を充実していけたらと思います。
 できれば、目の前の小さな、精一杯生きている草や花の美しさやひさむきさにも気付く心のゆとりをもちたいものです。