今日は、保健体育科で取り組んでいる「GORYOさわやかダンスコンテスト」のファイナルが、１年生の部、２年生の部と行われていました。各クラスで選出された２グループ、計６グループのチームがそれぞれおよそ２分間、楽しそうにダンスしていました。そして、周りの子どもたちも手拍子をして笑顔であたたかく観ていました。コンテストの最後には、学年全員で体育館全体に広がって一斉に踊っていました。子どもたちのその様子を見ているだけで、とても幸せな気持ちになりました。本当に素晴らしい姿です。
　また、今朝、私がいつものように校門に立っているとき、傘も差さずに登校してくるある生徒に「おはよう。風邪ひかないようにね！」と声をかけると、「はい！」、続けて「おはようございます。雨の中、立っていただいてありがとうございます。」と言ってくれたのです。私にまでそんな優しい言葉をかけてくれる子どもの気遣いに、心の中があったかくなりました。本当に御陵中の子どもたちは優しくて素直で素敵だなぁと毎日思います。

　今日の終業式では、「感謝」の語源について話をさせてもらいました。
　「感→物事に接して心が深く動く」「謝→言葉を発する(言葉を射る)」とのことから、「感謝」とは、物事や人に接することで、ありがたいと心が強く動き、それを言葉にして伝えることだということです。伝えることで心もすっきりとあたたかくなる。伝えることで本当の感謝になります。
　今年は誰も経験したことのない特別な年となりました。コロナ禍、様々なことが中止、または、制限や制約の中で、今まで以上に「当たり前のありがたさ」そして「たくさんの人に支えられている」ことを実感したと思います。今年も残りわずか・・・それぞれに振り返ってみて、「感謝」の気持ちを持つ時間をつくってほしいです。そして、直接もしくは間接でも「ありがとう」を伝えてほしい。「ありがとう」の気持ちで心をいっぱいにしてまた頑張ってほしい。
　今、自分が「生きていること」、多くの方のお陰で「生かされている」ことに感謝をし、2021年を迎えてほしい・・・
　そんな話をさせていただきました。本日配付した「学校の詩(学校便り)」にも「感謝」に関連したことを載せておりますので、お読みいただければと思います。

　最後になりますが、長い長い２学期も保護者の皆様、地域の皆様他たくさんの方々のご理解とご協力のお陰で、無事終了することができました。本当にありがとうございました。また、御陵中ホームページもたくさんの方に閲覧していただきまして重ねて感謝申し上げます。校長のひとりごとを含め御陵中HPは、しばらくお休みさせていただきますが、来年もより多くの情報を発信していきたいと思っておりますので、どうぞ今後も御陵中HPをご活用いただければと思っております。
　そうそう。どうでもいいことですが・・・「御陵中ホームページの背景がなんか変わってる！何で突然変わっているの？」「いつの間に変わったの？」と本校の職員が何人か話していました。毎日毎日新型コロナウィルスの感染症拡大のニュースばかりで暗い気持ちになりそうなので、少しでもホームページを見てくださる方の気持ちがほっこりすればいいかなと、少し前に私が変更してみました。(^_^;)
　明日からの冬休みも、外出はなかなかできないとは思いますが、それぞれのご家庭で素敵な年末年始をお過ごしください。2021年が皆様にとって素敵な年になりますよう心よりお祈りいたします。来年も御陵中学校教職員一同、子どもたちの笑顔と未来のために精一杯頑張ります！
　それでは、良いお年をお迎えください。