学校日記

【1月1日】虹を見つけよう!

公開日
2021/01/01
更新日
2021/01/01

Kのつぶやき

 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 昨夜は、珍しく「NHK紅白歌合戦」を割と真剣に?観ていました。すると、昨日で活動休止する「嵐」のメンバーが間奏のときに次のようなメッセージを発信していました。
◆櫻井翔さん「小さなカイト、いま時代の風が容赦なく吹き付けているかのようです。昨年1月にあと2年だけと発表し、夢を掲げて懸命に走り続けた僕たちも戸惑いと絶望に襲われました」
◆大野智さん「大事な人を突然失って、ぼう然としたメンバーもいました。そんな僕らのそばで消えずにいてくれたものがありました。たくさんの熱い声援と希望を語り続ける歌でした。嵐という奇跡のような場所です」
◆相葉雅紀さん「おかげで僕たちはもっともっと深い悲しみに苦しんでいる人たちに思いを寄せるほうへと舵を切ることができました」
◆二宮和也さん「叶わなかった夢も嵐の21年の歴史の一部です。そこには、この時間で学んだ知恵や勇気、慰めや思い出も全てしっかり記しておこうと思います」
◆松本潤さん「あと2時間あまりで年が明けて、僕たちの嵐が一旦止みます。嵐が去った後に虹のかかった美しい空が、どうか皆さんの前に広がりますよう。明けない夜はないと信じて」
 
 私は特別、彼らのファンというわけではありませんが、彼らの歌、そしてこのメッセージがスーッと心の中に入ってきました。コロナ渦で、最後も無観客でのライブだったと思います。しかし彼らの表情は何とも清々しく、そして多くの人へ勇気や希望を与えてきたのだろうということがよくわかるメッセージでした。
 昨年は、新型コロナウィルスによって様々なことが中止、そして制限・制約となりました。日常の当たり前が当たり前でなくなりました。しかし、生きていることの有り難さ、命の尊さを改めて感じる一年にもなりました。そして、人の優しさや人の強さ、助け合うことの大切さを心から知ることができました。
 新年を迎え、感染が収束しスッキリとした年のスタートとなればいいのですが、昨日の新規感染者数も4521人と過去最高を記録し、新型コロナウィルス感染症はまだまだ予断を許さない状況にあります。福岡県の新規感染者数も、昨日は190人と発表されていました。それぞれができる限りの感染対策を継続しながら、協力して収束へと向かっていくようにしなければなりません。自分の命はもちろんのこと、すべての人の命を守るという視点で、私たちは生活していくことが大切です。乗り越えた先の明るい未来を目指して、今年もしっかりと努力していきたいと思います。
 松本さんの言葉にある「嵐が去った後に虹のかかった美しい空が皆さんの前に広がりますように」、「明けない夜はないと信じて」子ども達の笑顔と未来のために、御陵中教職員一同「日々最善」をモットーに、今年も精一杯に頑張ります。
 イギリスの喜劇王と呼ばれたチャーリー・チャップリンもこんな言葉を残しています。
『下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ。』
 顔を上げて、未来を信じ、人を信じ、精一杯前向きに生きていきたいと思います。2021年、令和三年が皆様にとって素敵な年になりますように・・・