学校日記

【1月8日】3学期のスタートです!

公開日
2021/01/08
更新日
2021/01/08

Kのつぶやき

 最強の寒波が襲来しています。昨日から雪がちらつき、気温も氷点下となりました。道路状況も悪く、通勤・通学にも様々な影響を与えています。今日は、多くの先生方も、最寄り駅や自宅などから凍えながら歩いてこられていました。ちなみに私は、学校で一晩過ごしました・・・。今日から明日にかけて、さらなる積雪等も予想されていますので、子どもたちはもちろんのこと保護者の皆様におかれましても、安全面等くれぐれもご注意ください。

 3学期のスタートは、事前に計画していた通りにはいきませんでした。しかし、どんなことがあろうとも、しっかりと現実を受け止め、前向きに考え行動していくことの大切さを昨年から学び続けている私たちです。様々なことに対して「日々最善」を尽くすことこそ大切であると思います。
 3年生にとっては勝負の3学期、そして9年間の義務教育最後の3ヶ月(実質2ヶ月)となります。1・2年生にとっては学年のまとめの3学期、そして次の学年への準備の3ヶ月となります。新型コロナウィルスが猛威をふるい、首都圏の緊急事態宣言が出されました。もちろん、福岡県も他人事ではありません。これからも十分に感染対策をとりつつ、この大切な3学期も子どもたちのための教育活動を推進していきたいと考えています。保護者の皆様、地域の皆様、どうぞ、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 最後に「雪」のお話を少し・・・
 雪の結晶の写真等を、多くの人が見たことがあるのではないかと思います。とてもきれいで神秘的な結晶です。自然が作り出す芸術と言っても過言ではないと思います。その結晶の種類は「大分類8種類、中分類39種類、小分類121種類」に分けられるとある資料に載っていました。とはいえ、分子レベルで見ると、1つとして同じものは存在しないのだそうです。
 雪の結晶は六角柱が基本です。それは、水の分子は氷になるとき、六角柱の形でくっつきやすいことが理由です。雲の中はとても寒く、水の分子は一つ一つが「過冷却」の状態でばらばらに漂っています(※この時はまだ気体)。これが、エアロゾルなど小さな微粒子などにぶつかったとき、そのショックで瞬時に凍り始め、六角柱の形でくっつきます。一気に個体になるわけです。この六角柱がベースになり、まわりに水蒸気がどんどんくっついていくことで成長していきます。0.2mm以上になると「雪結晶」と呼ばれます。ベースの小さな六角柱は、落下したり風に吹き上げられたりしつつ、いろんな雲の中を通り抜けて、人生(氷生?)を生きていきます。そのとき、六角形の「角」に水蒸気がくっついて、枝が伸びたり、板が成長したりします。枝が伸びるか、板が発達するかは気温と湿度によって決まります。代表的な雪の結晶の種類に、樹枝六花[じゅしろっか]、角板[かくばん]、広幅六花[ひろはばろっか]、角板付樹枝[かくばんつきじゅし]、樹枝付角板[じゅしつきかくばん]、十二花[じゅうにか]などがあります。
 時に大きな被害をもたらす雪ではありますが、少し時間があるときにこれらの結晶について調べてみるといいのではないかと思います。何か崇高なものを感じることができるかもしれません。

※下の写真は昼休みに、元気に、そして楽しそうに遊んでいた子どもたちです。子どもたちの笑顔はいつも輝いていて、本当に素敵です。3学期もたくさんの笑顔が見られますように・・・

  • 1098497.jpg
  • 1098498.jpg
  • 1098499.jpg

https://onojo.schoolweb.ne.jp/4020005/blog_img/6876217?tm=20240805123920

https://onojo.schoolweb.ne.jp/4020005/blog_img/6878165?tm=20240805123920

https://onojo.schoolweb.ne.jp/4020005/blog_img/6879335?tm=20240805123920