【1月14日】苦しいときであっても・・・
- 公開日
- 2021/01/14
- 更新日
- 2021/01/14
Kのつぶやき
福岡県の緊急事態宣言を受け、明日予定していた新入生入学説明会は中止とし、「資料配付」と「制服等採寸」のみとさせていただくことにしました。新入生の保護者の皆様にはご理解とご協力をお願いいたします。
現在、様々なことが厳しい状況ではありますが、我慢強く、粘り強くこれからも御陵中学校の子どもたちの笑顔と未来のために頑張っていきたいと思います。
生きていれば様々なことがあります。予想もしない事態が突然起き、戸惑うことがあります。特に、昨年から新型コロナウィルスによって、予想もできない、先行きも見えない、何が正解かわからないことが次々と出てきました。急に中止、延期といった事態も起こりました。それを受け入れつつ次の手を考え、また最善を尽くすのです。
私自身のこれまでの人生を振り返ってみても、悩み苦しむことが何度もありました。多くの皆さんもそうではないかと思います。悩んでもどうしようもないことを、夜中にずっと考え眠れないこともありました。しかし、いつか必ずよい方向に向かいます。そう信じて前を向くしかないのです。何より、支えてくれる人がいます。応援してくれる人がいます。待ってくれている人がいます。
私は「教師」という道を選び、今ここにいます。たくさんの生徒と出会い、たくさんの感動をもらいました。たくさんの喜びや幸せをもらいました。保護者の方や多くの方にたくさんのあたたかいお言葉をいただき勇気をもらいました。
今も、目の前に御陵中の素敵な子どもたちがいます。少しでも子どもたちが笑顔になれるように、幸せになれるように、未来に向かって頑張れるように支援していきたいと心から思います。
小林正観さんの著書『感謝ではじまる幸せの習慣』に次のような言葉があります。
人は、人の間に生きていることから「人間」と言います。人間として生きるということは、自分のためでなく、他に存在するもののために生きるということです。
体の中に目を向けてみても、肺や心臓、肝臓、腸など自分のために存在する臓器は何ひとつありません。みな、体内の他の臓器や細胞を動かすために働いているのです。ひとつの宇宙が人間の体にまとまっている、とも言えるかもしれません。
ですから、人は、この世に生まれたからには自分がいかに目標に向かって歩み達成するかということではなく、いかにまわりから喜ばれる存在になるか、ということに尽きます。 たとえば、頼まれごとをやってあげて、相手がにっこり笑って「ありがとう」と言ってくれたとき、本当の「存在の喜び」が湧いてきます。喜ばれることが人間の最も根源的な幸せなのです。
人に喜ばれることをしてみましょう。いちばん楽しくて、幸せなのは実は私ではないか、と思えるに違いありません・・・
苦しいときであっても感謝を忘れない人でありたい。
きついときであっても人にやさしくできる人でありたい。
そして・・・
心はいつもしっかりとつながり、明るい未来へ向けて共に歩んでいきたい。