学校日記

【1月19日】ウィルスとの戦い

公開日
2021/01/19
更新日
2021/01/19

Kのつぶやき

 1月17日からの臨時休業により、生徒の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様には、大変ご心配をおかけしております。現在、消毒作業が終わり、保健所や大野城市教育委員会等の指導・助言のもと、学校再開への準備を進めているところです。学校再開が決定しましたら、速やかにメール・ホームページにてお知らせいたします。今後も、生徒をはじめとした皆さんの命と健康を守ることを考え、関係機関と連携しながら対応していきます。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 ・・・子どもたちのいない学校は、本当に寂しいものです。子どもたちの笑顔、元気な声の響き渡る学校が一日も早く戻ってほしいと思います。昨年3月の突然の全国一斉休校から、もうすぐ11ヶ月が経とうとしています。昨年の2月中旬くらいまで私は、十分に気をつけなければとはもちろん思っていましたが、ここまで長期にわたり、そしてこの冬はこんなにも感染が拡大するとは想像していませんでした。ウィルスの終息を私たちはもちろん、世界中の人々が願っています。終息は難しくても収束してほしいと願っています。今このときも、世界中の人が新型コロナウィルスと戦っているのです。
 地球が誕生して46億年、ウィルスが誕生したのは40億年前ぐらいではないかと言われています。ヒトは誕生してから400万年前とか700万年前とか言われていますが、いずれにしろ数百万年前であると考えると、ウィルスの歴史よりもはるかに浅いことがわかります。また、ウィルスはこの地球上に10×31乗個、すなわち1000穣(じょう、単位でいうと、一・十・百・千・万・億・兆・京・垓・ジョ・穣)個存在すると言われています。目に見えない小さなウィルスを一直線に並べると、巨大な銀河系65個分の長さに相当するそうです。地球を人の大きさとすると、目に見えないウィルスの大きさは、赤ん坊くらいと言われています。想像してみると、赤ん坊一人が地球に入ってきて、一日や二日そこらで地球全体を侵していく、そんな強いウィルスもあるということです。
 さらに、知られているウィルスの種類は2015年の発表では、3704種類、現在でもせいぜい5000種類ぐらいと考えると、それは氷山の一角であり、知られていないウィルスがたくさんいるということです。ウィルスは、様々な生物と共生し、進化し脈々と生き続けているのです。紀元前より、天然痘や狂犬病などのウィルス感染症が、人類を悩ませてきたこともわかっています。このようなことからも、ウィルスは大変手強い相手であることは事実です。
 現在、新型コロナウィルスが世界中で猛威をふるっていますが、私たち人類が力を合わせ乗り越えていかなければならないと思います。私たちは不要不急の外出は控えながら、自分自身が感染しているかもしれないと考え、慎重に行動することが今一度必要なのだと思います。まだまだ、我慢や制約を強いられることにはなりますが、一人一人が思いやりの気持ちを持ち、しっかりと考え行動していきたいものです。