【1月21日】コツコツと
- 公開日
- 2021/01/21
- 更新日
- 2021/01/21
Kのつぶやき
明日から学校再開です。子ども達が学校に来てくれます!それが何より嬉しいです!しかし、学校再開であっても、緊急事態宣言下であることは変わりません。また明日から、感染対策を十分にしながら、御陵中職員一同、子ども達と共に様々なことに励んでいきます。保護者の皆様、地域の皆様、今後ともよろしくお願いします。
今日の私立高校専願入試。3年生の受験者全員、何事もなく無事終わったと報告を受けています。あとは結果を待つだけです。受験した皆さんにとっては緊張した一日だったと思うので、少しでも疲れをとって、明日また元気に登校してください。今日は、お疲れ様でした!
3年生は、これから公立高校特色化選抜入試、私立高校前期・後期入試、公立高校推薦入試、一般入試などと、入試が続きます。進路先が決定していく時期も様々となります。仲間より一歩先に自分の第一志望に合格し進路先が決まっても、周りのことを考え、共に進路実現をしていく雰囲気、みんなで乗り越える雰囲気を常にもっていてほしいです。早く進路決定した人もそれはゴールではなくまた新たなスタートとなるわけですので、4月の入学へ向けてさらに力をつけるために、日々の努力を続けてほしいと思います。
中谷彰宏さんの著書『仕事を熱くする言葉』の中に次のような言葉が載っています。
「運がよかった」というのは、「勉強していた」ということだ。
同僚が「よくやったね」とほめられているときに、周りの人間は「たまたま運がよかっただけだ」と思いがちです。でも、それは運がよかったのではなく、実は準備していたのです。
「たまたま」というのは、ムダになることをたくさんやっているのです。準備の段階で、無限の、ムダをやったり、無限の勉強をしています。準備していないと「たまたま」にはめぐり合えません。「たまたま」の前には、必ず「コツコツ」があります。成功したければ、何をコツコツやっているかをマネすればいいのです。
「たまたま」のために、コツコツしよう。
25年ほど前、元全日本男子バレーボールチームのキャプテンで、現在もバレーボールの試合の解説やバラエティ番組にも多数出演されている川合俊一さんに、中学校の講演会に来ていただきました。約90分程の大変おもしろくて心に残る講演後、バレー部の生徒と少しだけバレーボールもしてもらいました。その講演のとき、川合さんがこんな話をされていました。
「人間には誰しも大きなチャンスが数回めぐってくるんです。しかし、そのチャンスを活かせるかはすべてその人にかかっています。その人がチャンスを活かすための努力をどれだけしているか。チャンスを活かすためには、誰にも負けないくらいの努力をして、しっかりと力をつけていないとチャンスは逃げていきます」と、自分の日本代表時代のことと重ねて話してくださいました。そして、「成功するためには、チャンスを生かす努力とともに、素直さがとても大切だと私は思います」とも言われました。
先に紹介した中谷さんの言葉とも共通することがあると思います。3年生の皆さんは、自分の進路実現へ向けてまだまだ苦しい時期だと思います。しかし、自分の夢の実現へ向けて、自分の目標達成へ向けて、あきらめることなく「コツコツ」と、そして粘り強く、目の前の「チャンス」を活かせるようにしっかりと準備をしてほしいと思います。今、乗り越えようと努力しているときこそ、力がついています。その姿こそが、「自律貢献」なのです。これからも応援しています。
そして私も、「コツコツ」と頑張ります!