【1月25日】相手の心を救う・・・
- 公開日
- 2021/01/25
- 更新日
- 2021/01/25
Kのつぶやき
1月15日のひとりごとに、「笑顔」というタイトルで笑顔の効果について載せました。笑顔については、元CAでマナー講師の松澤萬紀さんの著書『1秒で「気がきく人」がうまくいく』の中に次のようなことが書かれています。
空の上で、500万人以上のお客様と接してきてわかったことがあります。それは、笑顔には、「3つのタイプ」があるということです。
ア【自然と出る笑顔】
おいしい食事をしているとき、好きな人に会ったとき、友だちに会ったとき、楽しい会話をしているときなどに、自然と出る笑顔
イ【損得でつくられた笑顔】
「買わせよう」という思いが透けて見える接客用の笑顔。「良く思われよう」とう下心を感じさせる笑顔。心がともなっていないつくりものの笑顔
ウ【相手の心を救う笑顔】
相手のためにつくる笑顔。アやイのように、「自分の気持ち」のあらわれとしての笑顔ではなく、「相手の気持ち」を心地よくするための笑顔。相手のために、たとえ、自分がしんどくてもつくる笑顔
CAが意識しているのは、ウの笑顔(相手を救う笑顔)です。私が現役のころ、先輩から「つらいときこそ笑ってね」とアドバイスをいただいたことがあります。
「松澤さん、CAは落ち込んでいるときも、疲れているときも、泣きたいときも、笑顔を忘れてはダメ。なぜなら、CAの笑顔は、お客様のためにあるのだから。飛行機が揺れているときも、松澤さんのその笑顔を見たら、お客様は怖くならなくなるはず」
私は先輩から、「笑顔には、人の心を明るく、やさしく、おだやかにする力がある」ことを教わりました。笑顔は、自分のためのものではなく、人を元気にしたり、励ましたりするためにある。そのことに気づいてからは、私は心配事があるときでも笑っていられるようになったのです。・・・(後略)・・・
私は飛行機にそんなに数多く乗ってはきていませんが、確かにCAの方々は、とても素敵な笑顔をされています。もちろん、CAの方々だけでなく、身の回りに笑顔の素敵な方というのはたくさんいらっしゃいます。「ステキだなぁ」と思うのと同時に、こちらまで笑顔になったり、幸せな気持ちになったります。逆に、つらい顔、きつい顔ばかりしていると、周りの方を心配させたり不愉快にさせたりすることがあるのだと思います。
まだまだ未熟な私は、なかなか松澤さんが言われているような「笑顔」ができないこともありますが、少しでも、子どもたちをはじめ周りの方々が、少しでも安心できるような素敵な笑顔の人間に近づいていけたらと思います。