学校日記

【2月12日】ほほ笑むこと

公開日
2021/02/12
更新日
2021/02/12

つぶやき

 明日、宮崎市で九州アンサンブルコンテストが行われます。本校吹奏楽部2年生の久保寛太さん、穴井豪人さん、田島銀士さんの3名が出場します。今日は、2年生が「壮行会」を企画してくれました。会の中で、三人の演奏を初めて聴いた2年生は、その演奏の素晴らしさに驚いたのではないかと思います。演奏後、全員からの感動と激励の拍手が送られていました。
 三人には、今まで努力してきたことのすべてを出し切るためにも、緊張することなく演奏を思い切り楽しんできてほしいと思います。ぜひ、最高の舞台で、素敵な笑顔での最高のパフォーマンスを期待しています。頑張ってきてください!

 カメラに向かって照れくさそうではありますが笑顔を見せてくれる三人をはじめ、子どもたちの笑顔を見ていると本当に幸せな気持ちになります。思わず、こちらまで自然と笑顔になります。逆に、自分は笑顔でいられているか?と反省することがあります。
 以前紹介した本『習慣を変えれば人生が変わる』の中に次のようなことが載っています。
 「もっとほほ笑む」
 ほほ笑もう。たとえそんな気になれなくても。ほほ笑むことは心身の健康を増進し、人間関係を円滑にし、人生の質を高める。そうしていないなら、今日から意識してほほ笑むことを心がけよう。
 4歳から6歳の子どもが一日に300回から400回笑うのに対して、大人は15回しか笑わないという研究が、多くの自己啓発本で紹介されている。正確な回数は私にはわからないが、その通りかもしれない。実際、子どもたちを観察してみると、その研究結果がぴったり合っているように思う。
 笑うことは、健康にたいへんいいことが、多くの研究で裏付けられている。毎日、笑うことは精神状態を改善し、創造性を高めることが判明しているのだ。・・・カンザス大学の心理学教授タラ・クラフトとセーラ・プレスマンの研究によると、ほほ笑むことは様々な状況でストレス反応を変える可能性があるという。笑うことで心拍数が遅くなり、ストレスのレベルが下がることがわかったのだ。ほほ笑むことで物事がうまくいってるというシグナルを脳に伝えることができる。・・・

 このほかにも、ほほ笑むことは「長寿につながる」「周囲からの信頼が深まる」「セロトニン(幸せホルモンと呼ばれる脳内ホルモン)が放出され気分がよくなる」「血圧を下げる」「思考が明瞭になる」「免疫力が上がる」「人生観がポジティブになる」などが紹介されていました。
 無理して笑う必要はない!という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「ほほ笑む」ことが自分のためにも、そして周りの人たちのためにも、何より子どもたちのためになるのなら少しでも笑っていたいと私は思います。