写真(上段・中段)は、本日行われていた2年2組の生徒総会へ向けた学級討議の様子です。生徒会役員の皆さんが、練りに練って作り上げた「議案書」をもとに、各委員が来年度の年間目標や具体的な取組を提案し、それに対する質問や意見等を出し合いながらよりよいものにしていく全クラスでの活動です。今よりもさらに素敵な御陵中にするためには、生徒会役員を中心としながら、すべての子ども達がその目標や取組を理解し、協力して実践していかなければなりません。2年2組の子ども達は、真剣に考え、質問し、改善案等も述べていました。大変立派な姿でした。担任からは、この学級討議の意味や常時活動と重点活動の違いなどについても話をされていました。3年生が来週卒業し、いよいよ最上級生となる2年生の意気込みややる気をとても感じることができました。
　子ども達には「自治」の力をつけてほしいと思っています。生徒会活動は「自治活動」の最たるものです。子ども達自らが課題を見つけ、その解決方法を考え、協議し高め合いながら、共に実践していくこと、それはよりよい学校へとさらに発展させていくときには必要不可欠です。また、子ども達が「自治力」をつけることは、本校の教育目標の「自律貢献」にも通じるし、子ども達が持続可能な社会の担い手(創り手)となっていくことにもつながっていると思います。
　2年生の意欲的な姿を見ながら、頼もしくそして微笑ましく感じました。学校のリーダーとなる2年生の、ますますの成長を期待しています。

　そして、今日はもう一つお知らせしたいことがあります。
　一番下の写真は、すぐ近くにある金隈病院の「くまさんだより」という広報誌の中の一部です。実は、金隈病院は、「地域医療連携部」という部署があり、近隣地域と一体となった地域のための病院にしたいと３年ほど前より御陵中との交流が始まりました。院長の田中洋輔先生には、平成30年度の御陵中家庭教育学級の講師として来ていただきました。コロナ禍でなければさらに様々な交流もしていきたいと思っているところでした。
　今回、今年度はなかなか披露する場のなかった本校の特別支援学級「おおぞら」「つばさ」の子どもたちが制作した素敵な作品を院内に飾っていただきました。子ども達の素敵な作品を見て、少しでも多くの方の「笑顔や元気のもと」となればと思っています。今後も不定期で作品等飾っていただくようお願いをしています。素敵なコメント入りで広報誌に載せていただく金隈病院の田中院長先生をはじめすべての職員の皆様のご配慮に心より感謝申し上げます。