【3月4日】英語科のチャレンジ
- 公開日
- 2021/03/04
- 更新日
- 2021/03/04
つぶやき
今日は、2年生の英語でタブレットを活用した授業があっていました(写真は2年1組です)。英語科では、「聞くこと」、「読むこと」、「話すこと(やりとり)」、「話すこと(発表)」、「書くこと」の5つの領域があります。今日は「聞くこと」がメインとなった授業でした。事前に録画した本校ALTであるナポレオン先生の英語を聞き取りながら、プリントの問題を解決していく内容でした。子ども達は、自分のタブレットを操作しながら、それぞれのペースで聞き取り、真剣に問題に向かっていました。ナポレオン先生が話すスピードも「普通」と「遅い」の二種類が用意されて自分で選択することができます。また、1回で聞き取れないときには、自分で操作し聞き直しをすることもできます。それぞれが自分の力や状況に応じて問題解決にあたる、このような学習も、「子ども達にとっての個別最適な学び」の一つだと思います。
ちなみに、英語教育改革は、教育改革の大きな柱となっています。高校卒業時の英語力を高くすることを目指した小・中・高の一連の取組が必要だと考えられました。これにより、
◆教科としての学習開始学年を中学校1年から小学校5年に引き下げ、5・6年でそれぞれ年間70時間の英語の授業を行うこと。また、以前行われていた「外国語活動」は、3・4年生へ前倒しとすること。
◆中学校では、外国語科(英語)の授業時数が、すべての教科の中でもっとも多い各学年140時間とすること。(これにより語彙数が1200から1800語程度になる)
◆授業では、英語で行うことを基本とする。(オールイングリッシュとまではいきませんが、できるだけ授業の中では教師も生徒も英語を使っていく)
このような大きな改革に対応するため、英語科の先生方は、様々な研修や英語の試験を受けることまで義務化されています。たくさんの研修を積みながら、子ども達の英語力向上のために、授業改善を進めているということになります。
これから、タブレットや大型モニターなどのICT機器を今まで以上に活用した授業をすべての教科で実践し、改善し、子ども達に力をつけさせたいと思います。オンライン授業も含めて、まだまだ試行錯誤の段階ですが、様々な授業でチャレンジしていきたいと思います。