【4月9日】「チーム御陵」で・・・
- 公開日
- 2021/04/09
- 更新日
- 2021/04/09
Kのつぶやき
天候にも恵まれた「御陵中学校 第39回入学式」。初々しい103名の新入生が入学しました。40分ほどの短い式ではありましたが、新入生は皆、立派な態度で臨んでいました。入退場するときの姿勢や歩き方も大変よく、私は非常に感心しました。来週から全校生徒がそろっての学校生活が始まりますが、本当に楽しみです。今日の私の式辞です。
春の香りが満ちあふれる今日のよき日、大野城市副市長、毛利 伸彦 様、本校PTA会長、上谷 寛治 様、保護者の皆様のご臨席を賜り、第39回入学式を挙行できますことに、心から感謝し、厚く御礼申し上げます。
さて、103名の新入生の皆さん、ご入学、おめでとうございます!先ほど、担任の先生から一人一人名前を呼ばれ、しっかりと返事をしたその声には、緊張の中にも中学生になったという「喜び」と「決意」が感じられました。皆さんが入学してくることを、ここにいる先生達も、来週から共に過ごす2・3年生の先輩達も、楽しみにしていました。今日は、皆さんの入学にあたり、3つお話をします。
1つ目は、皆さんに目指してほしい姿「自律貢献」についてです。
「自律」とは、「自分で考えて、よりよい行動をとること」「人々のため、世の中のためになる夢や目標(志)をもって、粘り強くがんばること」「立ち止まっての挨拶や掃除など当たり前のことをしっかりと取り組むこと」です。
「貢献」とは、「人のために行動すること・人の役に立つことをすること」、「思いやりのある行動や気遣い・気配りをすること」そして、「地域に貢献すること・社会に貢献すること」です。いつも、この「自律貢献」を胸に留めて、日々の生活を送ってほしいと思います。
2つ目は、今日の出会い、スタートを、自分を伸ばすチャンスにしてほしいということです。皆さんの可能性は無限大です。自分の限界を決めず、皆さんの、「頑張りたい!」「伸びたい!」「成長したい!」と思う気持ちこそが大切です。「どうせ、私なんて・・・」ではなく、「わたしならできる!」「きっとできる!」「必ずできる!」と、かけがえのない出会いをした友達や先輩とともに、粘り強く頑張ってほしいと思います。
3つ目は、今年度、御陵中を今まで以上に「ありがとう」があふれる学校にしたいということです。昨年から新型コロナウイルスの影響で、当たり前にあると思っていたことが当たり前ではなくなり、当たり前の「ありがたさ」をたくさん感じたのではないでしょうか?「学校に行くことができる」「友達と楽しく遊ぶことができる」「運動会ができる」・・・新型コロナウイルスの影響でできないこと、悔しいこと、悲しいことも皆さんは経験しました。だからこそ、日常の何気ないことに「感謝」をし、そして「ありがとう」と素直に言えるようになってほしいのです。「ありがとう」があふれると、きっと、みんなが嬉しく、幸せな気持ちになります。そうすると、御陵中学校がますますステキな学校になります。ぜひ、意識して「ありがとう」をお互いにきちんと言えるようになってほしいです。
「自律貢献」「出会いはチャンス」「ありがとうを大切に」、このことを胸に、楽しく充実した中学校生活を送ってください。
最後に保護者の皆様に一言ご挨拶申し上げます。本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。本日から、大切なお子様をお預かりいたします。御陵中学校職員一丸となって、お子様の「笑顔と未来のために」精一杯頑張ります。しかしながら、社会の急激な変化、そしてコロナ禍においては、学校だけでは不十分です。どうか、保護者の皆様には、学校教育へのご理解と温かいご支援をたまわりますようにお願い申し上げます。
それでは、新入生の皆さんの笑顔溢れる充実した学校生活を願い、式辞といたします。
写真は、各担任の先生方の学級活動のときの様子です。担任はみんな優しくあたたかく子ども達に語っていました。これから、どんな素敵なドラマが待ち受けているのか?私だけでなく、すべての先生、そして子ども達、保護者の皆様も期待しているはずです。
御陵中学校教職員は、「チーム御陵」で、子ども達と共に、精一杯頑張ります。子ども達と共に「成長する」教師で有り続けます。どうぞ、すべての保護者の皆様、よろしくお願いいたします!