【6月1日】運気を上げる
- 公開日
- 2021/06/01
- 更新日
- 2021/06/01
Kのつぶやき
昨日の最高気温は29度、そして今日は32度まで上がるとの予報です。緊急事態宣言も今月20日までに延長され、引き続きの新型コロナウイルスへの感染症予防対策とともに、熱中症にも十分に気をつけながらの教育活動となります。子どもたちの「学び」を止めないように、ご家庭と連携しながら取り組んでいきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
話は変わりますが、メジャーリーグでは大谷翔平選手をはじめ、日本人選手の活躍が連日のように報道されています。昨日は、シアトルマリナーズの菊池雄星選手が、5回まで無安打、6回2/3を投げ、今季3勝目を挙げたことが報じられていました。菊池選手と言えば、岩手県の花巻東高校野球部の出身です。その監督である佐々木洋さんの『運気をあげるための4つのポイント』というものがありましたので以下に載せます。
私はずっと「おまえは運がいい、運がいい」と言われ続けているんですね。「菊池を獲得できて運がいい」とか「棚ボタで選抜に出て準優勝した」とか言われてですね、前は「俺だって努力しているんだ」とムッとしていました。でも最近、運というのは、運をつかむために自らをコントロールしている人のもとにしか来ないんだなと分かって、素直に喜べるようになりました。
では、自分の何をコントロールしているかというと、1つは「言葉」です。2つ目は「一緒にいる人」。親は選べませんが、友人は選べますよね。自分の意思で誰にでも会いに行って刺激を受けることができるわけです。3つ目が「表情、態度、姿勢、身だしなみ」。2つ目にも通じますが、チャラチャラした格好をしている子はやはりそういう友達と一緒にいます。また野球でも逆転されてシュンとしたり、点を入れて大騒ぎしているチームにはあまり脅威を感じないんですね。逆に負けている時に笑顔でファイティングポーズとかが出るチームって怖いなと思う。特に監督が不安になったりすると一瞬でチーム全体に伝染しますから、表情、態度のコントロールは常に心掛けています。そして最後はやっぱり「感謝と謙虚さ」ですね。とにかく敵をつくらず、味方をつくることが運を呼び込んでくると思います。
例えば、うちのチームは宿泊したホテルから帰る時はすごくきれいに掃除させるんです。甲子園の時もホテルの方が「花巻東の使った後はベッドメイクが要らないくらいきれいにしてくれた」と喜ばれまして、ホテルの人たちが球場までわざわざ応援に来てくれたりしたんです。
例えば菊池雄星選手はゴミが落ちているのを見ると「神様が自分を試している」と思うと話していました。そうやって、いつも神様が自分を見ていると思っているんです。
それから私が前にうちの選手たちに「成功している会社の社長さんの家を探っていったら1つだけ共通項があって、どの家もトイレの蓋が閉まっていたらしい」と話したら、どこに行っても蓋を閉めて回っています(笑)。
もしも、態度が横柄だったり、悪口ばっかり言っているチームは人がどんどん遠ざかっていきます。謙虚にしていると味方が増え、その人たちに感謝の気持ちを伝えると、さらに応援してくれるようになる。何をやってもツイている人と、何をやっても空回りする人の差はこの4つではないかと思っています。
いかがでしょうか?なんだか私はとても共感しました。補足すると、佐々木監督のいう「言葉」とは、例えば終盤2点差で負けている試合でも「5点差じゃない、まだ2点差なんだぞ」というようなポジティブな言葉を発すること。相手や審判を野次ったり悪口を言ったりせず、いかなる場面でも愚痴や毒を吐かないということが、運気を下げない大切なポイントであると述べてあります。「自分には運がない・・・」とぼやいてばかりで動かないのではなく、日頃からの心がけと努力で、その運が舞い込んでくると佐々木監督は励ましてくださっているのではないでしょうか。