学校日記

【7月13日】事に敏!

公開日
2021/07/13
更新日
2021/07/13

Kのつぶやき

 本日11時、気象台は九州北部と中国地方が、梅雨明けしたとみられると発表したようです。平年より6日早い梅雨明けです。今年は、平年より大変早い梅雨入りでしたので、梅雨期間は約2ヶ月と平年より2週間長かったそうです。これから本格的な夏となりますが、1学期終業式まであと1週間・・・事故なく安全に締めくくりができたらと思います。
 さて、田口佳史さん[東洋思想研究者]著の『論語、「人生巧者」はみな孔子に学ぶ』からです。

『事に敏(ことにびん)』
(たとえば、疑問点が出てきたら、すぐに調べる。何事につけ「すぐやる」ことをモットーとしなさい)
 「すぐやる力」で成長する
 やるべきことをつい先延ばしにする、というのはよくあることだ。やりたくないから、もしくは面倒だから、後回しにしたくなるのだろう。
 そんなときは、「事に敏!」と、自分に号令をかけるといい。やるべきことはすぐにやると決めれば、仕事はどんどん片づく。その分だけ、多くの仕事ができるようになり、経験値も上がっていく。
 とりわけよくないのは、わからないことを「後で調べよう」とすること。何を調べるのかはすぐに忘れ去られ、「後で」はいっこうにやってこない。結果、わからないことをわからないまま放置することになる。
 それは非常にもったいない。せっかくの学習の機会を放棄したに等しいではないか。いまはたいていのことなら、すぐにスマホで検索して調べることができるのだから、その機能を使わない手はない。調べる手間を惜しまないよう心がけたい。

 これを読んだとき、私はとても納得しました。「あとでやろう」とか「今度やろう」とかばかりになると、仕事は山ほどたまり、いい仕事はできないと思います。私はどちらかというとわからないことがあると気になって仕方がなくなるほうです。そんなときは、便利で手っ取り早いスマホやパソコンで調べることが多いです。当然のことですが、1つのサイトだけを見て、それがすべてだと思わないようにしています。ですから、いくつかのサイトを調べ読み比べたり、本や辞書なども引っ張り出して調べたりしています。
 「忙しいから」と言ってしまえばそれまでで、忙しくてもやる人はやるし、やらない人は時間があってもやらないのだという戒めだと思います。
 私も再度、「事に敏!」をいつも心に留めて、仕事ができればと思います。それが自分自身の成長にもつながるし、何より人のためにもなるのだと思います。