学校日記

【12月2日】Z世代

公開日
2021/12/02
更新日
2021/12/02

つぶやき

 新型コロナウイルス感染症もずいぶんと落ち着いた状況であったのですが、最近は新たな変異株「オミクロン株」のことで毎日報道があっています。国内でも2例目の確認が発表されたところです。まだ、この変異株に関する十分な情報がないため、わからないことも多い状況です。「外国人の入国禁止」「国際線の予約停止」「検査能力・態勢の強化」などの水際対策も行われていますが、今後の感染拡大が心配なところです。ただ私たちは、今までも取り組んできた「マスクの着用」「こまめな手洗い」「こまめな換気」等に気をつけながら生活を続けることが大事なのだと思います。正しく情報をいれながら、みんなで協力して感染が抑えられるようにしていきたいものです。

 さて、昨日「現代用語の基礎知識選2021ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されていました。やはりというべきか、『リアル二刀流/ショータイム』が年間大賞に選ばれました。トップテンには、

■ミュージックビデオで大流行した『うっせぇわ』
■親や家庭環境を自分では選べないという意味の『親ガチャ』
■五輪スケートボード・ストリートで解説者の瀬尻稜プロが使った言葉『ゴン攻め/ビッタビタ』
■すべての人が性別にかかわらず平等な機会と権利を持ちうることを意味する『ジェンダー平等』
■コロナ禍で頻繁に使われるようになった『人流』
■東京パラリンピック・ボッチャの金メダリスト杉村英孝選手の必殺技『スギムライジング』
■生まれたときからデジタルが身近な世代を指す『Z世代』
■IOCのバッハ会長をやゆした『ぼったくり男爵』
■コロナ禍で感染拡大を防ぐために黙々と食べる『黙食』

 が入っていたそうです(五十音順です!)。東京五輪やパラリンピックに関するもの、インターネット等での拡散によって注目された言葉が多いようです。私は、大谷翔平選手をたたえる『リアル二刀流/ショータイム』が大賞をとったこともうれしいですが、1番は9月2日のひとりごとでも紹介した、ボッチャ金メダリスト杉村英孝選手の必殺技『スギムライジング』がトップテンに入っていたことにうれしく思いました。杉村選手がすごい技を繰り出し優勝する瞬間を、たまたまつけた中継で目の当たりにした私は本当に感動しました。「努力すること」、「一生懸命に物事に取り組むこと」がいかに尊いかを改めて教えていただきました。精密なコントロールで狙ったところに投げ、狙ったところで止める杉村選手の究極の技は、見る者を感動させました。杉村選手のようなひたむきな姿を、まさに「Z世代」である子どもたちにも見てもらい知ってもらい、どんな時代や状況であっても「志」をもって、たくましく生き抜いてほしいと思っています。