【2月10日】子どもたちから学ぶこと
- 公開日
- 2022/02/10
- 更新日
- 2022/02/10
つぶやき
先日のひとりごとで紹介した私の教え子の子から、その2日後に連絡がきました。
『結婚式なのですが、コロナの影響もあり5月に延期することになりました…先生は、日程大丈夫でしょうか?状況がよめないので、オンラインも併用しようと思います。ぜひ会場に来ていただきたいのですが、難しければオンラインででも…』と。
「行ける状況であれば、もちろん会場まで行くよ!」
と言いました。
『ありがとうございます!また後日ご案内しますね』
と返事がきました。この感染状況で、本当に大変なのだなと思いました。結婚式もオンラインでということも驚きでしたし、新型コロナウイルスは、様々なところに大きな影響を与えていることを改めて感じました。そして、私は
「そうそう、○○のこと学校のホームページに載せたよ!」
『え!ホームページですか?』
しばらくして、また返信が…
『御陵中のホームページ見ましたが、先生の熱い言葉がたくさん書いてありますね!学級通信のエピソード、初めて知りました。私のことまで書いていただけたなんて大変光栄です。生活ノートの話ですね。懐かしいです。先生の良いところも書きましたが、別紙を使ってまで書いたこと、すっかり忘れていました・・笑 でも、先生がいつも言っていた“目配り気配り心配り”や“頑張ることは素晴らしい、一生懸命はかっこいい”は、ずっと私の中で残っています。こんなに毎日続けて書いておられてすごいです!きっと読んでいる人の心にたくさん響いているだろうなと思います。私もまた、時々読ませていただきますね!』
何だか嬉しくなりました。私が十数年前に言っていた言葉を、いまだに覚えていてくれるなんて…私は、学年主任で担任をしているときに、学級でも学年でもいつも“目配り・気配り・心配り”そして“頑張ることは素晴らしい!一生懸命はかっこいい!”を言い続けました。
人の気持ちを察すること、相手意識をもって、目配り・気配り・心配りのある行動ができる人になりなさい。さらに全力のドベならいい、とにかく一生懸命にやることが大事なんだ。高いところを目指して立ち向かっていくことが大事。全力の失敗はどんどんしなさい。失敗は成長につながる。成功するまで続ければ、失敗ではなくなる…
こんなことを毎日毎日、子どもたちに伝えながら全力で毎日を過ごしました。すると、子どもたちの中に「頑張るっていいですね」「今まで、行事とか燃えたこともなかったけど、こんなにみんなと1つの目標に向かって努力すると気持ちがいいです」「先生が言ってた、頑張った人にしか手に入れられない“宝物”の意味がわかりました」…そんな言葉をつぶやいてくれるようになります。何倍、何十倍にもして、子どもたちは返してくれます
私は、「感動」や「やさしさ」や「人間の素晴らしさ」を子どもたちから、たくさん教えてもらってきました。どこまでも成長していく子どもたち…子どもってすごい!といつも思います。
まだまだ新型コロナウイルス感染症拡大が収まりません。ピークアウトもまだ見えない状況です。それでも、そんな素晴らしい子どもたちのために、私たちは力を合わせ、できる限りのことに精一杯取り組んでいきたいと思います。
今日のひとりごとは、少し支離滅裂にはなりましたが、どうかお許しください…