【4月18日】心の拠りどころ
- 公開日
- 2022/04/18
- 更新日
- 2022/04/18
Kのつぶやき
昨日の大野城いこいの森で行われた「第26回大野城市中学校対抗駅伝競争大会」では、本校陸上部の子どもたちが出場し、見事、男子“準優勝”、女子“3位”という成績を収めました。本当に素晴らしい結果です。これまで、地道に努力を続けてきたからこそだと思います。本当におめでとうございました!そして、これからもさらに上を目指し、ひたむきに練習に取り組んでほしいと思います。
私は、午後の駅伝は残念ながら見られなかったのですが、午前中の開会式からしばらく会場で参観させていただきました。その間に、以前在籍していた学校の保護者の方や御陵中の保護者の方などが声をかけてくださいました。御陵中のある保護者の方は、様々な場面で声をかけてくださいます。いつも笑顔で気遣いを忘れずに声をかけてくださいます。その姿を見ているだけで、こんな素敵な保護者がいらっしゃる家庭で育つ子どもは本当に幸せだろうなぁと思います。そのあたたかさや相手意識は、きっと子どもに伝わるし、家庭が癒やしの場、安心できる場となって育っていくのだろうと思います。
シュテファニー・シュタールさん著『「本当の自分」がわかる心理学』に次のようなことが書かれています。
誰もが、「自分の身が守られ、安心でき、快く受け入れられている」と感じられる居場所を必要としています。
子どものころに自宅がそのような場所であったら、それに越したことはありません。親から受け入れられ愛されていると感じている子どもは、「温かい家庭」という居場所をもっています。その子どもにとって、温かい家庭はまさに“リラックスでき、ありのままの自分でいられる場所”であって、大人になってからもいつでも優しく迎え入れてもらえる「心の拠(よ)りどころ」になるのです。
また、親から受け入れられ愛されていると感じている子どもは、「自分が生きているのは基本的に良いことだ」と思うようになり、大人になってからもこの感覚を持ち続けることができます。そのような人は、「この世界の中で、そして自分の人生において自分は守られている」と感じるのです。すると、自分を信じ、他者を信頼できるようになります。この感覚は、「基本的信頼感」と呼ばれています。基本的信頼感は、心の拠りどころのようなものです・・・
あたたかい家庭、あたたかく互いを高め合える学校…、子どもたちの安心できる場所であり、心の拠りどころとなる場所でありたいと思います。先に紹介した保護者の方のような笑顔と優しさの溢れる学校であるように、これからも御陵中学校はまずは職員がその心がけをもって日々の教育活動にしっかりとあたっていきたいと思います。
※本日のひとりごとで、400回目の更新となりました。自分でもよく続いたと少しだけ褒めてあげたくなりました。しかし、ここまで続けられたのは、読んでくださる保護者の方や地域の方、本校の先生方などから「先生、いつも楽しみにしてますよ」、「とても共感できます」、「昨日のひとりごとは感動しました」、「勉強になります」、「一冊、本を読んだような気になります。ありがとうございます」…などと声をかけてくださる方がいらっしゃるからです。そんなあたたかい言葉をいただくことで、それがエネルギーとなり、今日も続けることができているのです。
もっともっと私自身が学び続け、発信し、それが皆さんが様々なことを考えるきっかけや何かのヒントになればと思います。これからも、少しずつ少しずつ…頑張ります。