【4月22日】創意工夫
- 公開日
- 2022/04/22
- 更新日
- 2022/04/22
Kのつぶやき
「創立40周年記念体育祭」の取組が始まっています。来週月曜日にブロックの色が発表され、火曜日にはいよいよ「ブロック結団式」が行われ本格的に練習が始まります。実行委員やブロックリーダーたちが現在、着々と準備を進めてくれています。子どもたちが生き生きと活動しているところを見ると、こちらまでたくさんの元気をもらうことができます。ぜひ本年度は予定通り、5月15日(日)に開催ができるように祈るばかりです。保護者の方々にも少しでも見て応援していただけるように調整中です。来週早々に案内を配付いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、稲盛和夫さん著『成功への情熱』の中に「常に創意工夫を続ける」ということについて書かれています。
創意工夫とは、昨日よりも今日はより良い仕事を、さらに明日は、今日よりも一歩向上した仕事をするということです。どんなにつまらない仕事のように見えても、どのように改善できるかを、創造的に考えるのです。
大きな技術開発は、最初から洗練された技術や、驚くような大発見から生まれるものではありません。現在の技術を改善しようとするたゆみない努力の積み重ねが、長い間には、大きな技術開発につながるのです。
創造性をもって職場を改善する活動に、すべての人を巻き込むべきです。職場の清掃というような単純な仕事でも、創造的な考え方や試みをもってすれば、改善は可能なのです。論理的な考え方、創造的な心、そして試行錯誤を続ける忍耐力が、科学の土台になるのです。
創意工夫を一生の習慣にすべきです。
『創意工夫』とは、「いろいろ思案して、新しい方法を考え出すこと。また、あれこれ思いめぐらして考え出した、新しい意見や見方」という意味と書かれています。勉強であれ、仕事であれ、学校行事であれ、「創意工夫」はとても大切です。特に、コロナ禍となり「今まで通り、例年通り」は通用しなくなりました。常に「どうやったらできるか」「そうすればできるか」「よりよくなるにはどうしたらよいか」を考え、新たな発想でよりよいものを目指していかなければなりません。体育祭もそうです。午前中開催の中で、どのようにすれば最高の体育祭になっていくかを私たちと子どもたちで力を合わせやっていきたいと思っています。もちろん、保護者の方の力も借りなければなりません。
稲盛さんの言葉にあるように、「たゆみない努力の積み重ね」と「創造的な心」、「試行錯誤を続ける忍耐力」で、体育祭はもちろんのこと、御陵中学校を子どもたちとともに素晴らしい学校にしていきたいと思います。少しでも楽しくなるように、少しでもよくなるように「創意工夫」を常にしながら日々の教育活動にあたっていきます。