【5月18日】時間
- 公開日
- 2022/05/18
- 更新日
- 2022/05/18
つぶやき
先日の体育祭、子どもたちの姿は本当に素晴らしかったです。全体での練習期間、わずか8日間という短い中で、あれだけのブロック演技をつくりあげる子どもたち。リーダーを中心として全員が練習に一生懸命取り組んだからだと思います。また、どの競技にも全力を尽くす姿、仲間をしっかり応援する姿など、本当に素晴らしかったです。改めて、御陵中の子どもたちは、本当にやさしく誠実で頑張り屋さんだと思いました。子どもたちには、今回の取組や学びを日常生活に生かしながら、さらに素晴らしい御陵中学校にしてほしいと思います。
本部役員の皆様をはじめ各委員の皆様には、体育祭の準備や当日の運営へのご協力等、誠にありがとうございました。また、ご来校いただいたすべての保護者の皆様、各区長様をはじめ学校運営協議会委員の皆様、関係の皆様には、あたたかい拍手と応援をしていただきました。今後とも、皆様の変わらぬご理解とご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、話は変わって…5月16日付の西日本新聞のコラム「春秋」からです。
親に電話するのは3ヶ月に1度くらい、と語るゲストを「もうちょっとしたらどう?」と黒柳徹子さんが諭(さと)した。「あなたは毎日毎日いろんなことがあるだろうけど、ご両親にとってはそんなに毎日毎日変わったことはないだろうから。息子さんの電話はありがたいと思いますよ」
先日のテレビ番組「徹子の部屋」の一場面。50代の男性俳優は「そうですね」とうなずいていた。筆者も自問した。親と話したのは最近いつだったか、どれぐらいの頻度で親に会っているだろうかと。親と子が生涯であとどれくらい一緒の時間を過ごせるのか。それを計算する手法が話題になったことがある。日頃会う機会は、盆や正月など年に何回あるか。年齢や男女で異なる平均寿命などいくつかの数字を掛け合わせて答えを導く。大半の人が残りの時間の少なさに驚くようだ。
大手時計メーカーが大切な人と過ごせる生涯の残り時間を算出している。例えば親と別居している30代後半の人が、母親と会える時間は計26日ほど。50代前半では計10日足らずに。相手が父親になるとさらに半減する。残り時間は年を取るほどに減っていく。
親への最高のプレゼントは「時間」ともいわれる。自分の時間を使い、電話をかけたり会いに行ったり。声を聞くだけでも気分や体調の違いは感じられる。会えばなおさらだ。母の日や父の日でなくとも、思い立った日に。時は有限である。
このコラムを読ませてもらったときに、ふっと自分の両親のことを思い出し、もっと一緒の時間を過ごしていたら…とまた思いました。「時間」って、有限であり、突然終わることもあります。「いつかは…」と頭ではわかっていても、実際にはすぐにとは思わないのです。そして、その時間をなくしたときに、「もっとこうしておけば…」「もっと一緒の時間を過ごしておけば…」と後悔してしまうのです。そんな思いを少しでもしなくていいように、仲間ととに過ごせる時間、家族と過ごせる時間、好きな人と過ごせる時間…そんなかけがえのない時間を大切にして過ごしていきたいものです。