学校日記

【6月20日】試合ができることに感謝

公開日
2022/06/20
更新日
2022/06/20

つぶやき

 昨日6月19日は「福岡大空襲」の日でした。昨年もひとりごとに載せた、総務省のホームページからです。

 1945年6月19日夜、10時ごろに警戒警報が発せられ、やがて警報は空襲に変わった。間もなく夜空にB29が2〜3機不気味な爆音を響かせ、探照燈が機影を追うなかで高射砲が散発的に炸裂した。そして、始め市内の東部ならびに西部の両地区に焼夷弾が投下され、発生した火災を目標に、後続機がその中間に投弾した。少数機編成で次々に飛来するB29、夜空にきらめきながら油脂焼夷弾の雨が、市の中心部を始め、市南西部方面にまで降り注ぎ、全市は火の海に包まれ、約2時間にわたる空襲で、伝統ある福岡の街は一望の焦土と化した。
 被災面積は3.78km2に及び、被災戸数1万2,693戸、被災人口6万599人を数え、死者902人、負傷者1,078人、行方不明者244人を出した。西部軍関係の施設を始め、官公庁、学校、会社、工場、商店街から一般民家に至るまで、多数の建物が被弾炎上し、交通、通信、電気、ガス、水道などの公共施設も甚大な被害を受け、都市としての機能は壊滅的な状態に陥った。劫火(こうか:世界を焼き尽くすほどの大火)の中に肉親や住まいを失った人々にとって、忘れることのできない悪夢の一夜であった。

 現在の福岡の状況を考えると本当に信じられないような街の復興と発展があると思います。戦争や紛争のない平和な世界を目指し発展してきたはずなのですが、世界を見渡せば直近のロシアによる「ウクライナ侵攻」、そして以前から続く「アフガニスタン紛争」「シリア内戦」「ミャンマー内戦」「イエメン危機」など、平和が当たり前ではないところがたくさんあります。その中で、多くの命が奪われ、子どもたちが犠牲になっています。子どもたちが兵士となり、戦闘や他者の殺害を強要されることもあり、心身への多大なる影響を受けています。通常の生活は送ることはできず、もちろん満足のいく教育は受けられず、自暴自棄になるなど負の連鎖が続いていくのです。
 私たちは、戦争の悲惨さや平和の尊さを改めて考えるとともに、この平和な日常に感謝し、今自分ができることに精一杯取り組んでいくことが大切だと思います。何より、人を大切にする気持ち、感謝の気持ちを決して忘れてはいけないと思います。

 さて、筑紫区中体連大会が本格的に始まっています(※下の写真は試合前の野球部及び、ハーフタイム中のサッカー部の様子です)。コロナ禍ではありますが、こうやって当たり前のように大会が開催されることを本当に嬉しく思いますし、尽力されている様々な方々に感謝の気持ちでいっぱいになります。
 少しでも子どもたちの頑張る姿を見たいと思いできる限りの応援に行っていますが、子どもたちの一生懸命な姿は、本当に素晴らしいと改めて思います。それと同時に胸が熱くなります。昨日・一昨日に行われた大会では、
◆ソフトボール部:ベスト4進出(筑前地区大会出場決定) → 25日の3位決定戦へ
◆野球部:ベスト8進出 → 25日の準々決勝へ(勝てば筑前地区大会出場)
◆サッカー部:予選リーグ2位 → 25日からの決勝トーナメント出場へ
◆バドミントン(2年生 河野咲希さん) → トーナメント2回戦惜敗
という結果でした。今週末からは、男子バスケットボール、男女バレーボール、卓球の区大会が始まります。今週一週間でできる限りの調整をして、大会に臨んでほしいと思います。