今日の午前中は、大野城市教育委員会の方の学校訪問がありました。子どもたちの授業中の様子を見られて、「落ち着いてますね」「集中して取り組んでいますね」「素晴らしい生徒さんたちですね」と褒めていただきました。やはり、子どもたちを褒めていただくことが何より嬉しい私です。
　その中で、私がいつもたいへんお世話になっている方から、「私は御陵中ホームページの“校長のひとりごと”のファンです。毎日楽しみに読ませてもらっていますよ。これからも楽しみにしています」とおっしゃっていただきました。嬉しい気持ちと同時に、教育委員会の方まで読んでくださっていることに、多少のプレッシャーを感じながら、今日、第494回となります。
　さて、今日の午後は、生徒会の「立会演説会・投票」でした。10名の立候補者の皆さんが、緊張しながらも一生懸命に思いを伝えていました。

◆号令をかけられなくても、みんなが自分から感謝をちゃんと伝えられるような学校にしたい。
◆常に、よりよくするにはどうしたらいいか考え、行動し、御陵中をもっとよくしたい。
◆生徒会新聞をわかりやすく見やすいものにしていきたい。
◆立ち止まり挨拶を自分自身がもっと頑張って、みんながもっとできるようにしたい。気持ちのいい「おはよう」の挨拶は、思いやりにもつながるから。
◆地域の方にももっと積極的にみんなが挨拶ができる学校にしたい。
◆委員会の取組をもっと徹底したい。
◆御陵中が大切にしている「凡事徹底」をもっとこだわってやっていきたい。
◆一人一人の意見を大切にしていきたい
◆一人一人に歩み寄れるリーダーになって、御陵中をさらによくしたい。
◆みんながもっと「幸せ」を感じられるような取組をしたい。もっともっと「幸せ」感じられる学校をつくりたい。

　立候補者の演説の一部です。素晴らしいと思いませんか？まず何より、生徒会役員に立候補するそのやる気・勇気・決意、そして志の高さが本当に素晴らしいと思います。そして、上のような素晴らしい言葉の数々…
　演説会最初の挨拶の中で私は、立候補者の皆さんの顔を見ながら「今、緊張してますか？」と尋ねました。彼らは、少し苦笑いしながらうなづいていました。続けて、「でもね、大丈夫。あなたたちは、この場にいるだけで素晴らしいの！みんなのため、学校のためにと立候補する君たちはとてもすごい。本当に素晴らしい。だから、誇りをもっていいから。失敗したってなんてことはないから。」そう彼らに声をかけると、にっこりとほほ笑みながら、そして、きりっとした素敵な目をしていました。そんな彼らの表情に、何とも言えない感動まで覚えました。
　本当に素晴らしい子どもたちです。誰に任せてもきっと頑張ってくれる。そう思いました。現生徒会役員の活躍ぶりに感動し、自分もそうなりたいと憧れて立候補した子もいました。中学校になりリーダーをやってみて、その大変さと同時に、やりがいを感じて立候補した子もいました。立候補の理由はいろいろであっても、その場に立っていること、そして学校のために頑張ろうとしていること、そして、立派な演説をしている彼らを本当に頼もしく思いました。
　演説を聞く生徒の皆さんも素晴らしかったです。全員が演説する真剣に聞いて、心からの拍手をしていました。立候補者も応援責任者も演説を聞く皆さんも、みんな素晴らしかったと思います。
　大野城市の選挙管理委員会の方2名が、中学校の立会演説会や投票・開票の様子を見学させてほしいと来られていました。子どもたちの投票終了後、私に「今日は見学させていただきありがとうございました。子どもたちが、みんなキリッとして立派だったので正直びっくりしました。素晴らしいですね。中学生ってこんなにすごいんですね」と褒めてくださいました。
　御陵中の子どもたち、誇らしい限りです！！！ありがとう！！！そして、そんなお子様をいつも支え育ててくださっている保護者の皆様、地域の方々に感謝ですm(_ _)m