【11月11日】感じて動く
- 公開日
- 2022/11/11
- 更新日
- 2022/11/11
つぶやき
11月11日といえば、「チーズの日」「サッカーの日」「電池の日」「麺の日」「ポッ○ー&プ○ッツの日」「チンアナゴの日」など、人によって様々な記念日を思い浮かべるのではないかと思います。日本記念日協会のサイトで調べると現在58個、一年の中で1、2を争う記念日の数だそうです。
さて、明日は「大野城市心の教育」御陵中学校道徳科授業参観並びに「創立40周年記念“夢講座”」となります。ぜひ、たくさんの保護者の皆様にご来校いただきたいと思います。
◆道徳科授業参観13:10〜14:00【各教室】
◆創立40周年記念“夢講座”14:20〜15:50【体育館2階】
今日のひとりごとも夢講座の講師、植松努さんの著書『“どうせ無理”と思っている君へ』から「興味と好奇心を復活させよう」からの抜粋です。
「何も指示をしません。自分のやりたいことを、自分の意思で、自由にやりなさい」
そう言われたとき、君はすぐに行動できるでしょうか?もしできるなら、どんどんしてほしい。誰に何を言われても、実行してほしいと思います。でも、もしも君がやりたいことがわからなくても、やりたいことを見つけるのは簡単です。子どもの頃に戻って、「わあすごい」と心をふるわせたら、きっとすぐに見つかります。
それなのに、「感動することが恥ずかしい」という人は、たくさんいます。「子どもっぽい」と笑われて、心の動きをとめてしまったのかもしれません。でも、子どもっぽくなって心を動かさなければ、好きなことは見つかりません。「中二病(※中学 2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動を自虐する言葉)」と人は笑うかもしれませんが、中二病にはかかっておいたほうがいいのです。笑われるような夢を見てもいい。できもしないことに憧れたっていい。脳みそのなかでは、思い切り自由にふるまいましょう。興味と好奇心を復活させましょう。
僕の友だちは幼稚園の頃、「仮面ライダーになりたい」と言っていました。そんな子はたくさんいます。でも彼は、高校生になっても「仮面ライダーになりたい」と言い続けたので、まわりから馬鹿にされたり、親や先生には叱られたりしていました。
「いつまでも子どもみたいなことを言ってるんじゃない。将来を考えろよ」と。そんな彼は今、「仮面ライダー」のテレビ番組をつくっています。大好きな気持ちが力になって、夢を叶えたのです。
同じように、子どもの頃からガンプラが好きだった知り合いは、中学時代にさんざん笑われていたけれど、今ではバンダイの向上でガンプラの設計をやっています。大好きな気持ちが力になって、夢を叶えたのです。
好きなことを続けたら、すごいことができるのです。その可能性が、君にはあるのです。
福澤諭吉は、英語の「フリーダム(freedom)」と言う言葉を日本語に訳すときに、その意味を「自(みずか)らを由(よし)とする」、つまり「自らを理由にして行動すること」と解釈して「自由」という言葉をつくりました。君にも、自分の内側からわき上がってくる好きなことを理由にして、行動してほしいと願っています。
やはり、「すごいなぁ」「かっこいいなぁ」「美しいなぁ」…などと感動する心が大切なのです。相田みつをさんの言葉に、「感動とは、感じて動くと書くんだなぁ」というものがあります。感動するから、感じるからそれが思いやモチベーションとなって行動となっていく。行動し失敗を繰り返しても諦めず改善しチャレンジを続ければいつかきっと成功する…そう教えてくれているのだと思います。
私は、教師にとって大切にしてほしいことのひとつに“感性”を挙げて話すことがあります。無限の可能性をもった子どもたちと関わることができる尊い仕事に就く者として、私たち教師が、物事を敏感に感じる心、感性豊かな心をもっていてこそ、子どもたちも感性豊かにすくすくと育っていくのではないかと思っています。子どもたちのよさを見つけ「すごいねぇ」と褒めたり、「もっとこうするもっとよくなるよ」とアドバイスをしたり、共感したり、時には一緒に喜んだり、一緒に悩んだり…そんな素敵な感性を持ち続けたいと思っています。
さあ、いよいよ明日は「御陵中創立40周年記念“夢講座”」。たくさんの皆様のお越しをお待ちしておりますm(_ _)m